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欧州サッカーの「冬休み」

2009-12-24 18:59:50 | ワールドサッカー
最近、サッカー情報をチェックしたら、中村俊輔(エスパニョール[スペイン])がクリスマス休暇で日本に帰国しているらしいです。一般に欧州の国はクリスマスの前後に冬休みがあります。リーグ再開は1月下旬が一般的です。

特に、ドイツ、オランダといった冬の寒さが厳しい国では貴重な休みです。2004年にこの冬休みを使って、ベストメンバーのドイツ代表が来日してくれたことがあります。彼らは2006年のW杯が開催国だったため、予選免除で試合に飢えていました。

こういう偶然にうまく入り込んで、親善試合を組んでいかないと、二軍メンバーの代表とばかり試合をすることになってしまう日本は、代表強化には不利な条件を背負っています。しかし、このドイツ戦は相手の強さを見せつけられて、皮肉にもあまり強化にはならない試合でした。

2002年W杯のMVPのGK、オリバー・カーンもいましたが、日本代表がカーンを脅かした場面はたった一回だけでした。高原、鈴木隆行と当時の日本ではフィジカルが強い部類に入る2トップをスタメンに並べましたが、メッツェルダー、ベアンスというW杯経験のあるDFが相手だと子供扱いでした。

唯一、クリスマス休暇のない国はイングランドです。彼らはさすがにクリスマス当日には試合をしませんが、クリスマスの翌日がボクシングデーという祝日で、ここにサッカーの試合を入れる習慣があります。そのためには、クリスマス当日には練習をしていないと話になりません。

そのため、サッカーの日程が厳しいことを、浦和のフィンケ監督は「イングリッシュウィーク」と呼んでいました。それだけ、プレミアリーグは大変なわけで、昨年クラブW杯を制したマンチェスターUも、その4日後にはリーグ戦の試合をしていたほどです。

年末年始の休みで海外のサッカーを見ようと思ったらイングランドしかないのは確かです。お盆休みは欧州はオフですから、日本人のサポーターが海外サッカーを見ようとするなら、GWがベストということになります。またいつかきっと、私も海外サッカーを見てみたいです。
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