昨日、全日本女子選手権で決勝に進出した浦和レッズレディースのFW安藤梢選手が、ドイツ1部リーグのデュイスブルグに移籍することが発表になりました。レッズレディース(以下浦和)に8年間在籍した安藤は、リーグ得点王二回、今季はMVPと浦和を引っ張ってくれた存在でした。
会見の模様はオフィシャルHPに書いてありますから省きますが、前身のさいたまレイナスに加入して、田口監督のもと、初優勝を飾って一躍有名になった安藤ですが、当時はフィジカルに課題を抱えていて、筑波大で専門のトレーニング理論を学びながら少しずつフィジカルを強くしていったそうです。
なでしこジャパンでも、今は外せない存在ですが、安藤の得意な攻撃的MFはなでしこのエース澤のポジションということもあり、スタメンに定着するには時間がかかりました。一時、なでしこの大橋監督から、右SBへのコンバートを打診された時期があり、思い切って仕掛ける安藤らしさは見せてくれましたが、戻りの遅さがあって近賀にポジションを奪われていた時期はあります。
安藤のキャリアで輝いているのは、北京五輪の4位でしょう。女子の体力ではオーバーラップの後で戻るのは厳しいと思った佐々木監督が、安藤を右MF、近賀を右SBに置き、片方が上がったときにもう片方がSBの位置を埋める、変則的なオーバーラップでスタミナの維持に努めた結果、メダルまであと一歩という結果を出すことができました。
浦和では、トップ下としての安藤だけは替えが効かない存在でした。確かにヘディングが苦手という弱点はありますが、ボールが常に収まる技術の高さと、自ら前線に素早く飛び出していけるスプリント力で、たとえなでしこ帰りで疲れていても外せない存在でした。
今年はついに浦和を優勝に導き、やることはやったと本人も満足して海外に挑戦することと思います。年齢的には最後のチャンスでしょうから、是非デュイスブルグで主力選手になって再来年の女子W杯で活躍して欲しいと思います。
会見の模様はオフィシャルHPに書いてありますから省きますが、前身のさいたまレイナスに加入して、田口監督のもと、初優勝を飾って一躍有名になった安藤ですが、当時はフィジカルに課題を抱えていて、筑波大で専門のトレーニング理論を学びながら少しずつフィジカルを強くしていったそうです。
なでしこジャパンでも、今は外せない存在ですが、安藤の得意な攻撃的MFはなでしこのエース澤のポジションということもあり、スタメンに定着するには時間がかかりました。一時、なでしこの大橋監督から、右SBへのコンバートを打診された時期があり、思い切って仕掛ける安藤らしさは見せてくれましたが、戻りの遅さがあって近賀にポジションを奪われていた時期はあります。
安藤のキャリアで輝いているのは、北京五輪の4位でしょう。女子の体力ではオーバーラップの後で戻るのは厳しいと思った佐々木監督が、安藤を右MF、近賀を右SBに置き、片方が上がったときにもう片方がSBの位置を埋める、変則的なオーバーラップでスタミナの維持に努めた結果、メダルまであと一歩という結果を出すことができました。
浦和では、トップ下としての安藤だけは替えが効かない存在でした。確かにヘディングが苦手という弱点はありますが、ボールが常に収まる技術の高さと、自ら前線に素早く飛び出していけるスプリント力で、たとえなでしこ帰りで疲れていても外せない存在でした。
今年はついに浦和を優勝に導き、やることはやったと本人も満足して海外に挑戦することと思います。年齢的には最後のチャンスでしょうから、是非デュイスブルグで主力選手になって再来年の女子W杯で活躍して欲しいと思います。