Kobby loves 埼玉&レッズ

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東京国際マラソンの思い出

2011-03-03 18:46:52 | 他スポーツ
今は東京マラソンという、一般に広く門戸を開いたマラソンができたので、発展的に解消された旧東京国際マラソンの思い出です。日本の3大国際マラソンは福岡、東京、びわ湖だった時代は長く、各レースの放送局やスポンサーが違うことから、平等に有力選手を出場させるため、五輪や世界選手権の代表選考はこの3レースすべてということになっています。

そんな東京国際マラソンですが、国立競技場をスタートゴールにする折り返しコースのマラソンで、終盤の飯田橋付近から上り坂になっているため、フラットなびわ湖に比べると記録が出にくいマラソンでした。それでも、高岡元選手は東京国際で日本記録を出したので、走り方次第なのでしょう。

私はこの東京国際マラソンを、偶然見たことがあります。コース沿いにある某大学の入試の休み時間に、下の通りに人が集まっていることに気付きました。その日が東京国際マラソンということは覚えていたので、しばらく様子を見ているとオレンジのユニフォームの選手が通過しました。

「中山頑張れ」の声も聞こえたので、おそらく先頭を走る中山竹通さんだろうと思って、後続を確認したら少なくとも1分は離れていたので、中山は首位を独走しているらしいとわかりました。

この大学は東京国際マラソンの30km過ぎにあるので、これは中山優勝だなと、携帯電話やiモードのなかった時代にスポーツの情報を持っているのは自分だけと、休み時間ですっかりリフレッシュして残りの教科に臨みました。

試験の結果も自信はあったのですが、家に電話したときにこちらから「中山優勝した?」と聞いたら家族みんなが呆れていて、入試中にマラソンを見るとはずいぶん余裕だなと、かなり後になるまで言われました。

そんなスポーツ好きの私ですから、一度は何かスポーツをやってみたかったのでしょう。大学入学から走り始め、フルマラソンを3時間台で完走できるまで行きました。もう少し早くスポーツ好きの本能が出ていれば陸上部に入って箱根を目指したかもしれません。
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