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夢の締めくくり(3/29日本代表対Jリーグ選抜)

2011-03-30 18:42:26 | ワールドサッカー
この試合はあくまで慈善試合ですから、被災地に復興のメッセージを送ることが一番の目的です。ザックジャパンがアジアカップで優勝して初めての凱旋試合でしたが、今回の試合はサッカーが見られるという喜びを一番最初に感じました。

現役代表と元代表が対戦すればどんな試合になるのかという、私の疑問の答えになった試合ですが、Jリーグ選抜の方が合同練習がわずか1日で、チームとしての完成度がまったく違いました。

Jリーグ選抜の中盤は豪華メンバーを並べていましたが、全員がパスの出し手で、受け手になる働き蜂系の選手がいなかったことで、皆が足元でもらいたがってしまい、そのパスが緩くなったところを日本代表は容赦せずカットしました。

前半に出てきたベストメンバーの日本代表は、さすがアジアカップ優勝メンバーで、動きもきびきびしていましたし、遠藤のFKのような飛び道具も出ました。このメンバーが後半も戦っていればもっと大きな差がついていたでしょう。

慈善試合なので全員に出番を与えるというザッケローニの方針で、後半の日本代表は全員控え組をテストしました。このメンバーはあまり実戦で合わせていないので、この日本代表が相手ならJリーグ選抜も付け入る隙もあります。

しかし、Jリーグ選抜の得点者がカズだったことには驚いています。カズは日本サッカーの象徴として話題性で選んだ選手だと思っていたので、今でもワンチャンスに落ち着いて枠の中に決められる実力を持っていることは44歳という年齢を考慮すれば驚異的なことです。

Jリーグ選抜の実力次第では試合にならないリスクもあったこの試合でしたが、Jリーグ選抜も持てるベストの力を出してこの試合を接戦にしました。欲を言えば、Jリーグ選抜の人選をMVP投票の上位選手ではなく、ストイコビッチ監督に一任していればもっとバランスの良いチームになったと思いますが、今は試合ができた喜びを噛みしめて、4/23を待ちたいと思います。
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