Jリーグは3月いっぱいの中止が決まりました。正直、こんな状況ではサッカーどころではないでしょう。節電が叫ばれている今、サッカーのために夜間照明をつけるのはひんしゅくでしょうし、サポが確実に交通機関を使えるようになるまではできないでしょう。
今日もオフネタで、FKにまつわる昔話です。世界一のFKキッカーは誰かと言えば、史上最強は旧ユーゴスラビア代表DFのシニシャ・ミハイロビッチ(現フィオレンティーナ[イタリア]監督)だと思います。
ミハイロビッチはCBでしたが、当時は映像がハイビジョンではなかった時代なので、DFとしての能力には目が行きませんでした。しかし、FKキッカーとしては毎年コンスタントに二桁ゴールを決められる強力なキッカーでした。
ミハイロビッチの優れた点は、140kmとも言われる強烈なキックスピードでした。チームメイトのGKと紅白戦をやるときは、味方をケガさせたくないと、キックスピードを加減していたという話です。そのキックスピードで、ミハイロビッチは一つの伝説を残しています。
それはセリエAのラツィオ時代で、史上初の「FKだけでハットトリック」という快挙を成し遂げたことです。運良く、味方がもらったファウルがほぼ同じ位置で蹴りやすかった事情はありますが、それでもミハイロビッチの名前を世界中にアピールした快挙です。
FKは壁があるので、本田圭佑や中村俊輔という日本人では名手と言われる選手でも、時折壁に当てるキックもあります。このときのミハイロビッチはほぼ百発百中の精度だったと思われ、スピードもコントロールも備えていました。
浦和のFKキッカーで思い出に残っているのは、広瀬治現浦和コーチと、阿部勇樹現レスター(イングランド)です。広瀬はアビスパ福岡とのアウェイ戦に強かった印象が残っています。2年連続で博多の森でFKでゴールを決め、当時のオジェック監督の起用に応えます。
阿部勇樹の場合はどちらかと言えば守備力が売り物の印象ですが、有名になったのは五輪代表時代のFKで、浦和でも年間1点はFKで取ってくれるキッカーでした。今年加入したマルシオ・リシャルデスはその両者を超えるインパクトを見せてくれるはずと、期待しています。
今日もオフネタで、FKにまつわる昔話です。世界一のFKキッカーは誰かと言えば、史上最強は旧ユーゴスラビア代表DFのシニシャ・ミハイロビッチ(現フィオレンティーナ[イタリア]監督)だと思います。
ミハイロビッチはCBでしたが、当時は映像がハイビジョンではなかった時代なので、DFとしての能力には目が行きませんでした。しかし、FKキッカーとしては毎年コンスタントに二桁ゴールを決められる強力なキッカーでした。
ミハイロビッチの優れた点は、140kmとも言われる強烈なキックスピードでした。チームメイトのGKと紅白戦をやるときは、味方をケガさせたくないと、キックスピードを加減していたという話です。そのキックスピードで、ミハイロビッチは一つの伝説を残しています。
それはセリエAのラツィオ時代で、史上初の「FKだけでハットトリック」という快挙を成し遂げたことです。運良く、味方がもらったファウルがほぼ同じ位置で蹴りやすかった事情はありますが、それでもミハイロビッチの名前を世界中にアピールした快挙です。
FKは壁があるので、本田圭佑や中村俊輔という日本人では名手と言われる選手でも、時折壁に当てるキックもあります。このときのミハイロビッチはほぼ百発百中の精度だったと思われ、スピードもコントロールも備えていました。
浦和のFKキッカーで思い出に残っているのは、広瀬治現浦和コーチと、阿部勇樹現レスター(イングランド)です。広瀬はアビスパ福岡とのアウェイ戦に強かった印象が残っています。2年連続で博多の森でFKでゴールを決め、当時のオジェック監督の起用に応えます。
阿部勇樹の場合はどちらかと言えば守備力が売り物の印象ですが、有名になったのは五輪代表時代のFKで、浦和でも年間1点はFKで取ってくれるキッカーでした。今年加入したマルシオ・リシャルデスはその両者を超えるインパクトを見せてくれるはずと、期待しています。