Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

似たチームの攻防戦(11/10横浜FM対名古屋)

2013-11-10 16:12:15 | 他チーム
今日は浦和が夜の試合なので、空いた昼間で横浜FM対名古屋をテレビ観戦しました。この両チームは良く似た特徴を持っています。それは4バックのライン守備を引くものの、CBがスピードよりも高さとパワーで勝負するところが似ています。必然的に、両チームとも攻めるプランはそのラインの裏を狙おうとすることになります。

ただ、FWの個性は違います。名古屋は長身FWケネディを使って、セカンドボールから攻めるのに対し、横浜FMはマルキーニョスを動き回らせて攻めることになります。このゲームのポイントは胆のう炎で欠場した、横浜MF中村俊輔の代役と予想されていました。横浜FMの攻撃が機能しているときは、ボランチの中町、富沢がボールを奪い取って中村俊輔に預けるパターンで攻めていました。

中村俊輔の位置(トップ下)には中町が入り、ボランチに小椋を入れてきた横浜FMですが、中町はボランチの癖が出ていて、どうしても引き気味の位置で受けたがる傾向がありました。ボールを持てないわけではなかったですが、トップ下と捉えてしまうと正直、中村俊輔の存在感にはかなわないと思います。

また、ナビスコ杯ニューヒーローで話題にした斎藤ですが、個人技以外にどこがいいかは前回の記事で触れていませんでした。この試合にその答えはあって、それは個人技を発揮しない場面でもボールを数多くタッチしていることです。ポジショニングの良さゆえで、横浜FMのカウンターの場面で斎藤が受けて好機につなげる場面は見られました。

試合は開始早々の横浜DF中澤のハンドでPKになってケネディが決めて名古屋がリードし、後半にスルーパスから兵藤が抜け出して同点にしますが、直後に藤本がこちらもスルーパスで抜け出して2-1と勝ち越し、試合はそのまま終わりました。裏を狙うことは両チームとも考えていて、その通りのゲームプランで進みましたが、横浜FMにとってはPKの失点が響いた格好です。

名古屋はオプションをいくつか持っていました。ダニエル投入の3バックやスピード型FWの永井など、相手にとっては脅威となるものです。優勝とも降格とも関係ない名古屋ですが、ストイコビッチ監督を勝利で送り出そうという意志は感じられ、結構な好ゲームになったことは良かったと思います。
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菊の花

2013-11-10 12:05:17 | 埼玉
我が家では、ここのところの寒さでついにストーブを出しました。そんな晩秋を象徴するのが、写真の菊の花です。この花が咲くと一気に冬と、季節の変わり目を感じます。
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オランダ戦プレビュー

2013-11-10 09:54:17 | ワールドサッカー
今日の仙台戦は夜の試合で、即日更新ができなかった場合に備えて穴埋めネタを用意しておきます。少し気が早いですが、今週末の国際親善試合、日本代表のオランダ戦のプレビュー記事です。

昨日、オランダ代表のメンバーが発表になりました。前回の対戦は2010年W杯本大会で、当時とDFラインは大幅に変わっています。オランダは前の方に有力メンバーを揃えており、ファンペルシー(マンU)、ロッベン(バイエルン)、ファンデルファールト(ハンブルガー)などのベテランもメンバーに入っていました。

特に注目すべきはロッベンです。こういう高速ドリブラーは日本にはいないタイプなので、何か守り方を工夫しないと点を取られてしまいます。2010年W杯の当時のロッベン対策はワンサイドカットを導入するチームがほとんどで、CBに自信があるチームは縦には行かせてもいいと中方向のコースを切り、ボランチに自信があるチームは縦のコースを切ってロッベンのドリブルを内へ行かせました。

2009年の親善試合でロッベンと対戦した日本は、内田と中村俊輔の2枚をロッベンにつけて対応しました。ロッベン自身の出来がこの試合では良くなく、この手でロッベンを封じることができましたが、後半に交代したエリアに内田の対応が効きませんでした。

また、ファンペルシーもバランスのいいストライカーです。プレミアリーグ得点王の実績を持つ強力なストライカーで、高さも足元の技術も持っています。彼を完封するのは難しいかもしれません。ボランチもストロートマン(ローマ)、デヨング(ミラン)のセリエA組が入っています。

日本は1トップに誰を使うかは未知数です。セルビア戦、ベラルーシ戦で柿谷が結果を出せず、今回は大迫にも出場の可能性があります。強さで勝負したらオランダ相手には劣勢ですから、技術やスピードを使って戦うことを期待しています。
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