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密集で持てる技術(アーセナル対リバプール)

2013-11-03 17:32:25 | ワールドサッカー
今日はスカパーが無料放送だったので、イングランド・プレミアリーグの好カード、アーセナル対リバプールを見ました。アーセナルは夏に埼スタに来ましたし、リバプールもNHK-BSでよく見るチームである程度情報は持っていましたが、たまにはワールドサッカーも見て、世界レベルの技術をしっかり見ておいたほうがいいという気持ちにさせてくれた好試合でした。

リバプールはプレミアリーグのチームでは珍しい、3バックで試合に入ってきました。3バックの長所は両サイドのアウトサイドが使えることで、どうやってアウトサイドを生かしているかはリバプールの注目ポイントでした。その答えはスピード型FWスターリッジ、スアレスのプレースタイルに現れていました。

リバプールというチームは、堅守速攻のチームなので、攻撃のときはスターリッジ、スアレスの2枚で何とかして欲しい場面もあります。最悪、バイタルエリアにいれば相手4バックとダブルボランチの6枚で挟まれる場面もありますが、そういうときにしっかり足元でキープして、アウトサイドの上がりを間に合わせることでリバプールはカウンターを機能させていました。

密集で持てるという意味では、アーセナルMFエジルのプレーも良かったと思います。エジルはパサーのトップ下ですが、彼のボールコントロールも非常に正確で、彼が絡むことでアーセナルのSBサーニャやギブスも安心して上がっていけました。そんなトラップの技術を見ていれば、もちろんトラップを小さくする技術は重要ですが、そのトラップの方向を相手がいない方向に止める基本を、彼らは正確にできています。

トラップを正確にできるということは、視野を確保できることで、誰がどこにいるか常に把握しているからどちらの方向ならトラップしても大丈夫という判断を、常に細かくやっていることは、さすがだなと感じました。

試合はカソルラ、ラムジーの得点で2-0でアーセナルの勝利に終わりました。カソルラの先制点の場面も技術の高さを感じるもので、クロスが頭に合った最初のシュートがポストをヒットするのですが、その跳ね返りをよく見ていてそのボールに詰めていたからこその得点です。最後までボールを見ているのもサッカーの基本ではあるのですが、ポストを叩くと悔しがりそうですが、それを落ち着いて処理できるところはさすがと思いました。
コメント
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