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社会人野球日本選手権

2013-11-08 19:23:01 | 他スポーツ
昨日、NHK-BSで社会人野球日本選手権の決勝戦(富士重工業対新日鉄住金)を放送していました。私は一時社会人野球をよく見ていた時期があります。都市対抗野球の東京ドームのネット裏の特等席が2000円という価格なので、投手の球筋を追えるのが楽しく、覚えている限りでは渡辺俊介(ロッテ)、福留孝介(阪神)、帆足和幸(ソフトバンク)の社会人時代を見ています。

当時は金属バットだった社会人野球はホームランが飛び交う打撃戦が常で、10点以上入る試合はよくありました。そのため、投手はストレートで勝負したら打たれてしまうので、落ちる変化球を習得しなければ通用しない世界でした。今は木製バットになったのでロースコアの試合が増え、この決勝戦も1-0で新日鉄住金の勝利と最近の傾向を反映しています。

投手戦だったので両チームの投手が印象に残っていますが、富士重工業の先発畠山投手、新日鉄住金の先発山川投手はよく似た投手でした。両者とも左のスリークウォーターという変則投手で、ストレートは135km前後とあまり速くありませんが、スライダーを中心にしたボール球を振らせる投手でした。

球威だけなら甲子園に出てくる投手の平均レベルですが、社会人は投球術を要求されます。落ちる変化球を振らせる投球術を自分で身につける必要があります。ドラフト指名された選手は富士重工業にオリックスのドラフト2位の東明投手、新日鉄住金にソフトバンクのドラフト3位の岡本投手がいました。

日本シリーズで田中マー君や則本といういい投手を見た直後だったので、あまり速く見えませんが、東明投手も岡本投手も、社会人のレベルなら頭一つ抜けています。ストレートは常時140km以上、低めの変化球でストライクが取れるといったプロの条件は十分満たしていました。

東明投手は準決勝で先発して連投なので打者一人しか見られなかったのは残念ですが、パリーグをよく見る私ならオリックスの投手は見る可能性があります。一軍に定着して、敵とはいえ見たいものです。
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