この試合はマンUの香川真司がベンチ入りもしなかったので、中立観戦の気分で相手カーディフのことも見ようかと思っていました。結果は2-2の引き分けという、カーディフにしては大きな勝ち点1でしたが、カーディフはうまく格下戦術を機能させたと思います。
4-4-2のカーディフですが、選手個々の能力では名門マンUにはかないません。それならとあまり手数をかけず、2トップのオデムウィンギ(11番)とキャンベル(10番)のスピードに任せると割り切っていたことがこの番狂わせを演じた理由でした。カーディフの1点目は相手パスをカットしたマッチ(18番)からこれしかないスルーパスが出て、キャンベルが相手DFを振り切って得点になりました。
もちろん、この展開を生んだのはマンUが良くなかったからでした。アーセナル戦ではうまく組織を機能させていたマンUですが、この日はファンペルシー、キャリックがいなかったこともあって、流れるようにサイドに回してクロスを上げる、マンUのシステマチックな良さは出ていませんでした。
それでも、マンUは悪いなりに何とかする強さは持っていて、先制ゴールは相手DFのパス回しをバレンシア(25番)がカットして、早めに入れたクロスをルーニー(10番)が決めたものでした。解説の山本氏はルーニーがボールを受けられないで下がってくるのはマンUのリズムが良くない証拠と話していましたが、それでもワンチャンスあれば決めてしまえるところは、さすがワールドクラスのストライカーのルーニーです。
マンUの2点目はCKからエブラ(3番)が頭で合わせたものでした。悪いマンUといえどもリードしており、このまま逃げ切ればさすがマンUという記事にするつもりでしたが、最後の後半ロスタイムにFKからキム・ボギョン(13番)が頭で合わせて同点にしたため、この試合の印象はマンUの動きの鈍さがクローズアップされてしまいました。
これから欧州CLとリーグ戦で2週連続で週2試合が続く強行日程のマンUなので、この試合は70%の力で勝ち点3を取ろうとしたのでしょうが、ウェールズのトップクラブのカーディフが地元の声援に後押しされて実力を発揮しました。力を落として勝つことは、これほどの名門でも難しいものです。
4-4-2のカーディフですが、選手個々の能力では名門マンUにはかないません。それならとあまり手数をかけず、2トップのオデムウィンギ(11番)とキャンベル(10番)のスピードに任せると割り切っていたことがこの番狂わせを演じた理由でした。カーディフの1点目は相手パスをカットしたマッチ(18番)からこれしかないスルーパスが出て、キャンベルが相手DFを振り切って得点になりました。
もちろん、この展開を生んだのはマンUが良くなかったからでした。アーセナル戦ではうまく組織を機能させていたマンUですが、この日はファンペルシー、キャリックがいなかったこともあって、流れるようにサイドに回してクロスを上げる、マンUのシステマチックな良さは出ていませんでした。
それでも、マンUは悪いなりに何とかする強さは持っていて、先制ゴールは相手DFのパス回しをバレンシア(25番)がカットして、早めに入れたクロスをルーニー(10番)が決めたものでした。解説の山本氏はルーニーがボールを受けられないで下がってくるのはマンUのリズムが良くない証拠と話していましたが、それでもワンチャンスあれば決めてしまえるところは、さすがワールドクラスのストライカーのルーニーです。
マンUの2点目はCKからエブラ(3番)が頭で合わせたものでした。悪いマンUといえどもリードしており、このまま逃げ切ればさすがマンUという記事にするつもりでしたが、最後の後半ロスタイムにFKからキム・ボギョン(13番)が頭で合わせて同点にしたため、この試合の印象はマンUの動きの鈍さがクローズアップされてしまいました。
これから欧州CLとリーグ戦で2週連続で週2試合が続く強行日程のマンUなので、この試合は70%の力で勝ち点3を取ろうとしたのでしょうが、ウェールズのトップクラブのカーディフが地元の声援に後押しされて実力を発揮しました。力を落として勝つことは、これほどの名門でも難しいものです。