Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲九州場所総括

2013-11-24 20:57:10 | 他スポーツ
大相撲九州場所は、横綱日馬富士が14勝1敗で優勝しました。日馬富士の優勝は6回目で、横綱としてはまずまずの数字です。今場所の日馬富士は、対戦相手のコメントを総合すれば「立ち合いが低い」そうで、確かにいいときの日馬富士は立ち合いで頭から当たる「突き刺さる」立ち合いができます。

今日の結びの白鵬戦は、日馬富士が意表を突いた左への変化で、白鵬の対応が間に合わず勝利を収めました。白鵬は格下相手には余裕すら感じさせるどっしりした取り口を見せますが、日馬富士と当たるときは負けないぞと100%を出しているのが見て取れます。今回の日馬富士の変化は、そんな白鵬の気負いをうまく利用した勝利だったと思います。

今場所を盛り上げたのは、稀勢の里の両横綱を破る活躍です。160kgの重さ、左四つの型など横綱に十分対抗できる素質はある稀勢の里ですが、以前は闘争本能を表に出しすぎて取組内容を覚えていないほど熱くなることが多々ありました。大関になってからは冷静に取ることを覚え、どっしりした重さを生かした相撲が取れています。

今場所の13勝2敗は北の湖理事長自ら「優勝に準ずる成績」とお墨付きを与えており、来場所優勝なら横綱ということになるでしょう。日本人の優勝、日本人の横綱は両方ともしばらく出ておらず、稀勢の里への大きな声援はそれを期待する声だと思います。来場所はたぶん国技館に行くと思いますが、楽しみができました。

下位の力士では、注目の遠藤は6勝9敗と負け越しました。解説の秀ノ山親方(元琴錦)によれば、武双山や雅山あたりと違って、遠藤にはまだ立ち合いの威力がないとの指摘です。今場所は足首の剥離骨折が完治せず、ほとんど稽古ができない状態の場所だったので、十両に落ちないだけで手一杯だった印象は受けます。それでも、上手まわしを引いたときの相撲のうまさは一級品なので、是非万全な体調で初場所は出て欲しいと思います。

私の注目力士、新入幕のエジプト出身、大砂嵐は7勝8敗と惜しくも負け越しました。十両以下では突き押しで力で持っていく相撲で勝てましたが、幕内ではまわしを取って引き付けて出る相撲にモデルチェンジしていました。まだ、投げで崩すなどの相撲技術などは荒削りですが、上体の力の強さは面白い存在で、是非相撲のノウハウを覚えて、いい力士になって欲しいと思います。
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2ラインコンパクトに沈む(11/23浦和対川崎F)

2013-11-24 14:46:52 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムに行っていました。写真は試合前のビジュアルですが、ゲームレポートは明日で失礼します。

以下翌日追記

ポゼッションサッカーを志向する浦和ですが、負けるときのパターンもだいたい相手に研究された印象です。浦和が苦手なのは、5バックか4-4-2の後ろ2ラインをコンパクトに保った相手です。浦和がボールを支配するのに、なかなかシュートに持ち込めず相手にカウンターを食うという負けパターンは、ナビスコ杯決勝で対戦した柏の戦い方も参考にしたようです。

この日の川崎Fも、2ラインコンパクトサッカーでした。大久保だけをトップに残し、トップ下の中村憲剛やサイドハーフの大島、レナトもボランチのラインまで帰陣して、浦和がクロスを入れた後のセカンドボールを拾う戦い方で来ました。特に中村憲剛がボランチの位置にいるときは脅威で、ここでボールを持たれると正確にフリーの味方につないで攻撃を機能させることができます。

また、川崎Fは浦和の最終ラインが持っているときに、取りに来る積極策も機能しました。浦和のポゼッションサッカーは、相手が取りに来ないときは成功することが多いですが、取りに来る相手には手こずっています。先制点のCKにつながった、中村憲剛のミドル(山岸がファインセーブ)もこの積極策からでした。

浦和サイドから敗因を探れば、ミシャの哲学ともいえる、前線にポストプレーヤーを立たせない策が機能しなかったことです。1トップの興梠は、川崎Fの最終ラインが低くスペースが空かないので、どうしても引いてさばかざるを得ませんでした。それでも何度かカウンターのチャンスはありましたが、シュートの精度が足りませんでした。

また、2失点目の槙野のオウンゴールは、浦和の最終ラインがスピードに難があるという弱点を狙われてしまいました。もちろん、槙野が触っていなければ大久保のゴールになっていたので、槙野が悪いわけではなくそれ以前に登里のクロスへの反応が遅れた森脇に責任があると思います。

この結果、浦和は首位と勝ち点4差になり、逆転優勝は難しくなりました。横浜FMが次節勝てば優勝決定という状況ですが、浦和としては残り2戦を連勝し、少しはプレッシャーを掛けたいところです。
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冬の入り口

2013-11-24 14:43:03 | 埼玉
写真は高沼川から撮った富士山です。富士山もすっかり雪をかぶり、季節は確実に冬に向かっています。今週一週間暖かい日が続きましたが、来週冬将軍でもおかしくない頃です。



写真は桜並木の紅葉です。高度成長期に育った私は、この高沼川は悪臭を発する死の川のイメージで、あまり近寄りたくない場所でした。環境問題を抱えた時期を乗り越え、今は下水道が発達して、高沼川にも魚が育つようになりました。父が、少年時代この川に入って遊んだという話を聞いて、信じられませんでしたが、今は遊ぶには至らなくとも少しそのイメージに近づいた印象です。
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