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大型二塁手(浅村栄斗)

2015-07-14 19:47:15 | 他スポーツ
最近、4連敗中と元気のない西武ライオンズですが、今季3番に定着した浅村栄斗選手は満塁ホームランを放つなど気を吐いています。一昨年の一塁手から、昨年二塁手にコンバートされた浅村ですが、今季は守備もうまくなっています。

西武の二塁手は山崎、辻、片岡と守備の名手が続いてきました。このポジションに、打力が売り物の浅村をコンバートした伊原監督の決断には驚きました。浅村本人の将来のためには、一塁手だと相当高いレベルのバッティングが要求されるので、二塁手ができるようになっておいた方が選手寿命は延びるだろうと思っていました。

しかし、名手片岡の後釜だったので、昨年の浅村のプレーは「片岡なら取れた」と厳しい目で見てしまうこともありました。打率も一昨年の打点王の活躍からは低下し、もし守備が負担だったなら一塁手に戻る可能性もあるかなと予想していました。

しかし、浅村はちゃんと二塁手としての守備に意欲的に取り組んでいました。昨年オフに肩を手術した影響で、キャンプ序盤はバッティング練習を控えていたので、その時間を利用して守備力向上をテーマに練習に取り組みました。その結果、下半身が強くなって守備範囲が広がり、バッティングにもいい影響が出てオールスターにも選ばれる活躍ぶりです。

浅村は、大阪桐蔭高校時代は一番打者でした。高校で四番を打っていないということは、プロには一、二番を打つつもりで入団してきたでしょう。事実、中島裕之がメジャーに移籍したときは「空いたショートのポジションを狙いたい」と口にしていたほどです。

しかし、その初球から思い切りフルスイングするバッティングは中軸向きで、今や西武に欠かせない中心打者です。意外なのは体重が90kgあることです。先日、西武ライオンズの名鑑を調べていると、身長から100を引いた数字より体重の方が大きい選手がほとんどです。

ファンにとっては長年の娯楽なので、半年間毎日のように野球をすることは当たり前のように思っていましたが、選手は相当鍛えないと毎日プレーできないことが、この事実に現れています。



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