Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

同世代のヒーロー(土佐ノ海)

2015-07-18 22:26:06 | 他スポーツ
なかなか平日は大相撲を見る時間を確保できませんが、大相撲期間中は相撲ネタを出そうと、今回は私の青春の関取衆、元関脇土佐ノ海の思い出です。土佐ノ海は同志社大学出身の学士関取で、同い年のライバル武双山と、「東の尾曽(武双山)、西の山本(土佐ノ海)」と並び称されていました。

土佐ノ海の相撲は、長身の体を折り曲げて前に出る押し相撲でした。立ち合いで当たるときに「うん」と声が出るのは、師匠の伊勢ノ海親方から注意されていた癖ですが、最後まで直りませんでした。スピード感はそれほどではありませんでしたが、当たりの強さと馬力で持っていく力士で、若貴兄弟や武双山と熱戦を演じました。

その当たりからの押しは魅力的でしたが、上位に上がるためにはどうしても足の送りの悪さという欠点がありました。はたかれると落ちた相撲も多く、また本人もあまり優勝のような大言壮語をせず、「10番勝てばいい」とコメントしていました。今、思えば「大関を狙う」くらいのコメントをしていればどうだったかとの思いです。

それでも、稽古熱心で長く土俵を務めた姿は後輩の見本でした。38歳という高齢入幕記録も作りました。最後は引退を覚悟したのか、青い締め込みを長い間付け替えず、引退間際は色が褪せるほどでしたが、それでも38歳まで頑張ったのは同世代の誇りでもある力士でした。

今は年寄「立川」を襲名し後進の指導に当たっています。生活指導を担当するなど、将来は幹部候補にもなりうる存在で、どこかで相撲協会の表舞台に出てくるのではと期待しています。
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広島戦プレビュー

2015-07-18 15:04:28 | 浦和レッズ
明日、浦和はホーム埼玉スタジアムで、広島と対戦します。浦和は前節の山形戦でチームコンディションに疲れが見られたので、何か大きなメンバー変更をする可能性があります。少なくとも、レッドカードで出場停止の那須だけは代役をきめなければいけません。

那須の代役は、普通に考えれば同じカバーリングタイプの永田になるでしょうが、永田は那須の出場停止で出番を得た1stの柏戦で交代枠を使い果たしてから足がつり、チームに迷惑をかけています。槙野がリベロを志願し、空いた左ストッパーに岡本を起用するのではという報道もあります。

また、1トップ2シャドーも入れ替えるかもしれません。これまで、興梠、武藤、梅崎がミシャのファーストチョイスですが、彼らは機動力でパスを引き出して、バイタルエリアで回す形を得意にしています。高さのズラタンや、ミドルシュートの高木俊幸など、違うタイプを試すなら今だと思います。

広島は森保監督が率いて4年目のチームです。戦術がミシャサッカーのコピーなので、代表監督のような話は出ていませんが、リーグ優勝2回の名監督です。守備時の5バックや、攻撃時の4-1-5も浦和と同じです。

違うところは左ストッパーの水本です。槙野、森脇と攻撃力のあるタイプをストッパーに置くミシャとは違って、水本は守備に専念する堅実なタイプです。右の塩谷がどんどん上がるので、水本はバランスを取って後ろに残っているのでしょう。

また、高萩がウエスタンシドニー(豪州)に去った穴は、若手の野津田、浅野の成長でカバーしています。チームのレジェンド佐藤寿人が、最近は早い時間で途中交代することが増えており、代わりに出るのが野津田や浅野です。

佐藤寿人はコーチの肩書きこそついていませんが、早い時間で途中交代すると、アップしているベンチの若手にアドバイスをしていると聞きます。これほどの実績を誇るベテランのアドバイスなら、コーチ以上の効果があり、広島の今季の好調はピッチ内外の「佐藤寿人効果」と言えます。
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