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豪州サッカーの記憶

2015-07-21 19:42:29 | ワールドサッカー
昨日、W杯アジア2次予選の他の組の動向を書いていました。今は出先なので検索できないので、今回はその連想で思い付いた穴埋めネタの豪州サッカーの思い出です。豪州は90年代に何度か国立競技場で親善試合をしていた相手です。当時は比較的簡単に勝てたので弱い相手と思っていましたが、実際は相手の方が日本を弱い相手と思っていて、日本なんかベストメンバーを呼ぶ必要はないという理由でほぼ国内組の来日メンバーでした。

そのため、豪州は欧州でプレーするベストメンバーが揃えばどんなチームになるか、日本人は誰も知らず「謎のチーム」と言われていました。そんなベストメンバーの豪州を初めて見たのは1997年フランスW杯大陸間プレーオフのイラン戦でした。

このときは日本がアジア4位で回るこのプレーオフの有力候補と言われていましたが、3位決定戦で今でも語り草の岡野雅行のゴールデンゴールで日本は一足先にW杯出場を決め、このプレーオフには敗者のイランが回ることになりました。

当時、イランのホーム、アザディスタジアムにやってきた豪州は、予想通りイランを格下と見て立ち上がりから激しいプレスを掛けてきました。早い時間で試合を決めてしまおうとした狙いでしたが、その前半で1点止まりに終わったことで、豪州のスピードに慣れてきたイランに同点ゴールを許し、この試合は引き分けに終わりました。

結局、第2戦のメルボルンで行われた試合が2-2の引き分けに終わったことで、W杯にはアウェイゴールの差でイランが出場し、豪州は敗退しました。謎のチームと恐れるほどではなかった印象で、もし日本がプレーオフで当たっても勝てたかもしれません。

しかし、その後豪州はオセアニア連盟からアジア連盟に転籍して、日本にとってベストメンバーの豪州はよく当たる相手になりました。体力面で日本を上回る豪州は日本のW杯出場には乗り越えなければいけない壁ですが、過去2大会とも日本とは最終予選で当たり、3分け1敗と苦しんでいます。

もっとも、今はCS放送で欧州のリーグ戦の多くが放送されるようになったので、豪州の主力選手の特徴は日本サイドもわかるようになりました。日本も本田圭佑がミラン、長友佑都がインテル、香川真司がドルトムントとビッグクラブに所属するようになり、今は豪州は好敵手のイメージです。
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