今年の西武ライオンズの公式戦143試合が、今日の日本ハム戦で全試合終了しました。79勝61敗3分けで貯金18という結果でした。この結果は、今季のライオンズの戦力を考えると評価していい結果だと思います。優勝したソフトバンクとの差に、選手層の厚さが厳然としてあるので、選手層では敵わないライオンズはこれでも健闘したと思います。
まず、今季のライオンズは、辻監督が変えました。それまでの、打ち勝つ野球から一転して、積極的に代走を出して勝ち越しの1点をもぎ取りに行く野球を見せました。この采配で、代走で水口や木村文紀らが多くの出番を得ることになりました。また、外崎や源田に盗塁のサインも出すようになり、今季は犠飛がよく出るようになったことと加えて、少ない安打でも点を取ることができるようになりました。
戦力的には、源田と外崎を育てたことが最も大きいです。特に源田は、これまで長い期間課題だった遊撃手のポジションをものにしただけでなく、堅守と粘り強い打撃でライオンズの中心選手に成長しました。社会人野球で9番打者だった源田は、ドラフト3位指名とそれほど注目を集めた選手ではなかったですが、強く引っ張って1,2塁間を狙う打撃が功を奏しました。
外崎も、もともとは内野手で、外野の経験はそれまでの野球人生でなかったという異例の抜擢でした。打率はずっと2割ちょうどくらいの低打率でしたが、辻監督は我慢して使い続け、ついには2割5分、10本塁打という結果を残すまでになりました。長年、ライオンズは遊撃と右翼のポジションが課題でしたが、今季両方が埋まった感を受けます。
投手陣では、牧田→シュリッター→増田の継投パターンを確立しました。それまでのライオンズでは、7回や8回を抑えられる投手が不足していましたが、終盤シュリッターが息切れしたとはいえ、この継投で多くの試合を勝ってきました。ソフトバンクのように、中継ぎにも多くの人材を誇るというわけにはいかなかったですが、それでもライオンズのブルペンの弱さを一時的とはいえ解決したのは辻監督の手腕です。
これから、CSとドラフトが控えます。CSは、1stステージを勝っても、大の苦手のヤフオクドームで4勝2敗以上が要求される厳しい条件です。それでも、まだ日本一の可能性もあるので楽しみにしたいです。ドラフトは、清宮を指名するか、それとも即戦力投手を指名するか、楽しみにしたいと思います。
まず、今季のライオンズは、辻監督が変えました。それまでの、打ち勝つ野球から一転して、積極的に代走を出して勝ち越しの1点をもぎ取りに行く野球を見せました。この采配で、代走で水口や木村文紀らが多くの出番を得ることになりました。また、外崎や源田に盗塁のサインも出すようになり、今季は犠飛がよく出るようになったことと加えて、少ない安打でも点を取ることができるようになりました。
戦力的には、源田と外崎を育てたことが最も大きいです。特に源田は、これまで長い期間課題だった遊撃手のポジションをものにしただけでなく、堅守と粘り強い打撃でライオンズの中心選手に成長しました。社会人野球で9番打者だった源田は、ドラフト3位指名とそれほど注目を集めた選手ではなかったですが、強く引っ張って1,2塁間を狙う打撃が功を奏しました。
外崎も、もともとは内野手で、外野の経験はそれまでの野球人生でなかったという異例の抜擢でした。打率はずっと2割ちょうどくらいの低打率でしたが、辻監督は我慢して使い続け、ついには2割5分、10本塁打という結果を残すまでになりました。長年、ライオンズは遊撃と右翼のポジションが課題でしたが、今季両方が埋まった感を受けます。
投手陣では、牧田→シュリッター→増田の継投パターンを確立しました。それまでのライオンズでは、7回や8回を抑えられる投手が不足していましたが、終盤シュリッターが息切れしたとはいえ、この継投で多くの試合を勝ってきました。ソフトバンクのように、中継ぎにも多くの人材を誇るというわけにはいかなかったですが、それでもライオンズのブルペンの弱さを一時的とはいえ解決したのは辻監督の手腕です。
これから、CSとドラフトが控えます。CSは、1stステージを勝っても、大の苦手のヤフオクドームで4勝2敗以上が要求される厳しい条件です。それでも、まだ日本一の可能性もあるので楽しみにしたいです。ドラフトは、清宮を指名するか、それとも即戦力投手を指名するか、楽しみにしたいと思います。