ルーカス・ポドルスキ

明日の神戸戦は、神戸が誇る大物外国人選手、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキが楽しみという方もいらっしゃると思います。元アーセナルとプレミアリーグでも実績のある選手で、映像でも何度かプレーを見ています。そんな「ルーカス・ポドルスキ、プレビュー」記事です。

ポドルスキはドイツの古豪、ケルンで頭角を現しました。プレースタイルはスピード型です。こういう、小さなクラブでエースストライカーになると漏れなく引き抜かれる欧州のパターンで、強豪バイエルンからオファーを受けて移籍します。しかし、バイエルンにはなじめず、一度ケルンに戻るという挫折も味わっています。

彼のプレーが最も印象的だったのはアーセナル時代です。ドイツ代表でもFWのポドルスキですが、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は彼を左のMFで起用しました。アーセナルというチームは、4-2-3-1という形は決まっていて、選手をポジションにはめ込む起用をするチームです。スピードのある彼は、この左MFというポジションで何度も突破を見せてくれました。

もっとも、ポドルスキは神戸に来る前は、トルコリーグのガラタサライに在籍していました。トルコリーグはJリーグよりはレベルの高いリーグですが、欧州の一流クラブと比較すると若干格が落ちます。全盛期の彼と比べれば、スピードが落ちている可能性は考えられると思います。

それでも、神戸でのJリーグデビュー戦でいきなり2点を取るなど、技術の高さは間違いないと思います。彼のプレーを楽しみにするなら、スピードではなく技術に注目して、上手いと感じることができれば、彼を見に行った甲斐はあると感じられると思います。

もちろん、私はレッズ中心に見るつもりですが、ポドルスキにも多少は意識して見るつもりです。ブログにも、彼のことは書いて行けたらと思っています。