昨日、西武ライオンズの来季契約を結ばない選手が発表になりました。渡辺直人内野手、上本達之捕手、大崎雄太郎外野手、木村昇吾内野手、佐藤勇投手、岩尾利広投手、鬼崎裕司内野手です。佐藤以外は皆ベテランで、世代交代を進めたいのがフロントの意図と感じた発表でした。
特に残念なのは写真の渡辺直人選手です。社会人野球の三菱ふそう川崎から楽天入りし、横浜を経てライオンズにトレードで加入しました。彼の特徴として、普通打者がつけているバッティンググローブを、彼だけは右手だけわざと外して素手で打席に立っていることです。これは横浜時代の打撃コーチの指導で、右手の感覚を大事にしたいという考えで採用したのでしょう。
当時のライオンズは遊撃のポジションが課題で、内野のユーティリティプレーヤーとして渡辺直人は多くの試合に出てくれました。気持ちを前面に出してくれる選手で、ファウルで何球も粘ったり、守備でもぎりぎりのボールに追いつくなどのプレーを見せてくれました。今季、打撃不振で8月に二軍落ちしたので、ひょっとしたらとは思いましたが残念です。
木村昇吾はテスト加入なので、結果を出せないとこういう結果になるのはやむを得ない感もありますが、西武一筋だったベテラン上本の退団も残念です。上本は長い間、正捕手炭谷を打撃で脅かした控え捕手で、代打の切り札として勝負所での起用が多かった印象があります。今季、打率が1割台で、森の復帰とともに二軍落ちしたので、寂しいですが戦力外もあるとは思っていました。
大崎も打撃で勝負した代打の切り札でした。小柄な選手で、体力的なハンデから一年間好調を維持するのは大変でしたが、それでも外野の一角で起用された試合も多かった印象です。鬼崎は、ヤクルトからトレードでやってきた遊撃手で、下位打線を打っていた内野の貴重な控えでした。
どうしても、この時期はドラフトで新しい選手を指名するために、その分の枠を空けないといけません。昔活躍してくれた選手に別れを告げるのは残念ですが、プロの世界にはつきものの別れです。次の人生での成功を願わずにはいられません。
特に残念なのは写真の渡辺直人選手です。社会人野球の三菱ふそう川崎から楽天入りし、横浜を経てライオンズにトレードで加入しました。彼の特徴として、普通打者がつけているバッティンググローブを、彼だけは右手だけわざと外して素手で打席に立っていることです。これは横浜時代の打撃コーチの指導で、右手の感覚を大事にしたいという考えで採用したのでしょう。
当時のライオンズは遊撃のポジションが課題で、内野のユーティリティプレーヤーとして渡辺直人は多くの試合に出てくれました。気持ちを前面に出してくれる選手で、ファウルで何球も粘ったり、守備でもぎりぎりのボールに追いつくなどのプレーを見せてくれました。今季、打撃不振で8月に二軍落ちしたので、ひょっとしたらとは思いましたが残念です。
木村昇吾はテスト加入なので、結果を出せないとこういう結果になるのはやむを得ない感もありますが、西武一筋だったベテラン上本の退団も残念です。上本は長い間、正捕手炭谷を打撃で脅かした控え捕手で、代打の切り札として勝負所での起用が多かった印象があります。今季、打率が1割台で、森の復帰とともに二軍落ちしたので、寂しいですが戦力外もあるとは思っていました。
大崎も打撃で勝負した代打の切り札でした。小柄な選手で、体力的なハンデから一年間好調を維持するのは大変でしたが、それでも外野の一角で起用された試合も多かった印象です。鬼崎は、ヤクルトからトレードでやってきた遊撃手で、下位打線を打っていた内野の貴重な控えでした。
どうしても、この時期はドラフトで新しい選手を指名するために、その分の枠を空けないといけません。昔活躍してくれた選手に別れを告げるのは残念ですが、プロの世界にはつきものの別れです。次の人生での成功を願わずにはいられません。