神戸戦プレビュー

まだ代表戦の余韻も残りますが、今週末の土曜日に浦和はホーム埼玉スタジアムでヴィッセル神戸と対戦します。神戸といえば、元ドイツ代表の実績を誇る、ルーカス・ポドルスキ選手が最も大きな話題です。年俸6億円も要した大型補強ですが、相手も対策を立て始めたようで、ゴールを量産するほどではありません。

神戸の前節は、アウェイのデンカビッグスワンでの新潟戦で、OG、ポドルスキのゴールで2-0と勝利しています。この試合のスタメンを見ると、GKキム・スンギュ、DF藤谷、岩波、渡部、三原、ボランチに高橋秀人と藤田、攻撃的MFに小川と田中順也、FWにポドルスキと渡邉千真という4-4-2のようです。

夏の中断期間で、ポドルスキとハーフナーマイクという大型補強を行って注目された神戸ですが、成績不振でネルシーニョ監督が解任されるなど成果は出ていません。ハーフナーマイクは前節はベンチスタートでした。来季は大きく動きそうですが、この試合では吉田孝行監督代行が率います。

浦和は4-1-4-1の新布陣が定着しました。両SBが森脇と槙野だと両方とも上がってしまうので、右SBに遠藤航を置いてから守備が多少ですが落ち着きました。まだまだ、ボールの取られ方が悪くカウンターを食らうことも多いですが、まずは守備を整備して、相手に先制点を取られないような試合運びを期待したいです。

ここのところ、連戦続きの強行日程だった浦和にとって、この代表休みは久しぶりにリフレッシュができました。シーズン中では珍しい「2連休」がもらえたので、選手たちも少しは疲れが取れたでしょう。その成果を試される神戸戦で結果を出し、勢いを付けて勝負のACL準決勝、上海上港戦に向かって欲しいです。