Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

攻め続けた勝利(6/7日本対タジキスタン)

2021-06-07 22:01:51 | ワールドサッカー
日本代表のW杯2次予選のタジキスタン戦、4-1で勝利しました。1失点してGK権田修一選手の無失点記録こそ止まってしまいましたが、その1失点は相手がこれ以上はないほどの精度の高いボールを入れたからで、タジキスタンのシュートはその失点の1本だけでした。それだけ、日本がボールを回してゲームを支配して、危なげはなかった勝利でした。

日本は大迫が直前の負傷で離脱し、FWは浅野の1トップでした。浅野の持ち味はスピードと特徴がはっきりしているので、それをチーム全員で生かそうと縦に速いボールを入れてきました。先制点は前半4分、その浅野へのパスから、折り返しを合わせた古橋(写真)が無人のゴールに蹴り込んだ、相手を崩せたゴールでした。その直後の9分に失点して、少し嫌な雰囲気になります。

タジキスタンの戦い方は徹底していました。両サイドのMFを時には最終ラインまで下げて、6-3-1のような形でゴール前を固めてきました。日本はそのスペースのないゴール前に強引にボールを入れようとして、タジキスタンのDFにカットされてクリアされました。タジキスタンは攻撃を組み立てる力こそ劣りますが、身体能力は高く日本のパスに追いつけました。そのまま、1-1で前半を折り返していれば、タジキスタンが引き分けを狙って大いに士気が上がったことでしょう。

そうさせなかった、前半終了間際の南野のゴールは値千金でした。このゴールも古橋が絡んでおり、予選初出場の右SB山根のパスに古橋が走り込んで、折り返しを南野がダイレクトで蹴り込みました。ほとんどスペースがなかったタジキスタンのゴール前ですが、相手GKの前に出て合わせた南野のプレーは大きく、2-1とリードして折り返すことに成功します。

こうなれば日本の試合でした。身体能力は高かったタジキスタンも、日本が攻めてくるとクリアするのがやっとで、セカンドボールを拾うのは日本でした。次第にタジキスタンの動きが落ちてきたことで、ゴール前に入り込んだ橋本拳人がバイタルエリアからのシュートを決めると、タジキスタンGKのパスミスを押し込んだ川辺のゴールで4-1と安全圏に持ち込みます。

タジキスタンに、わずかながら2位の中の上位4チーム(最終予選進出)の望みが残っていたので、楽な試合ではないと予想されていましたが、攻め続けてゲームを支配したのは日本でした。これができれば間違いなく最終予選にはつながります。最終予選ではここまで圧倒はできないとしても、日本の持つ組織力は磨かれてきていると感じた勝利でした。
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花菖蒲

2021-06-07 17:13:19 | 埼玉
彩湖・道満グリーンパークまで、写真の花菖蒲を見に行ってきました。枯れた株もありましたが、概ね見頃でした。アヤメと菖蒲、違いは微妙なところですが、調べるとここの花は菖蒲のようです。













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天皇杯富山戦プレビュー

2021-06-07 13:28:05 | 浦和レッズ
今度の水曜日、浦和レッズはホーム駒場スタジアムで、J3のカターレ富山と対戦します。カターレとは北陸弁で「勝ったれ」という意味で、富山県にあった実業団チームのYKK APと、クラブチームが合併する格好で創設したJ2チームでした。現在は降格してJ3を戦っています。目下、J3リーグで首位と好調で、昇格請負人で知られる名将の石崎信弘監督が率いています。

前節のJ3リーグは、ガイナーレ鳥取とアウェイで対戦して3-0で快勝しています。スタメンの中で有名な選手は、元浦和GK西部洋平がいます。西部は既に40歳と大ベテランですが、目標にJ2昇格を掲げ、富山でポジションを確保していることからまだまだ成長意欲を持っているのでしょう。元名古屋MF花井聖、元福岡FW田中佑昌も在籍しています。

この試合は、浦和にとっては使い方の難しい試合です。神戸とのルヴァン杯プレーオフステージの勝利に力を注ぐとして、どこまで少ない力でこの格下相手に確実に勝利するか、ロドリゲス監督のさじ加減が大事になってくる試合です。思い切って若手を起用するとすればここですが、あまりメンバーを落としすぎて敗れては意味がないです。

メンバーがベストメンバーでないと、浦和が確実にゲームを支配できるかは不明です。ロドリゲスサッカーのポゼッションを、いつものように出すことができれば勝てる可能性は高いですが、J3リーグで1年中ホームアンドアウエーのリーグ戦を戦っている富山も、それなりに強化はされているでしょう。駒場スタジアムもコロナ禍のため満員にはできないので、雰囲気でビビらせることは難しいでしょう。

もっとも、天皇杯なので延長戦でもPK戦でも勝てば許される試合です。次に試合がある条件にできれば、若手にとってはアピールチャンスが増えます。自分たちで勝利して、自分の出場機会を増やせるような活躍を、出た選手には期待したいです。
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