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仙台戦プレビュー

2021-06-30 22:09:24 | 浦和レッズ
今度の土曜日、浦和レッズはアウェイのユアテックスタジアムで、ベガルタ仙台と対戦します。仙台は今季、3勝6分10敗で17位と降格圏内ですが、開幕から10試合未勝利が続いた状況からは少し改善しています。今季は、以前仙台史上最高順位である2位に導いたこともある、手倉森誠監督を呼んでおり、昨年J1で下から2番目(17位)で降格がなかったのに救われた状況なので巻き返しを狙っています。

もっとも、仙台というチームは、資金力はJ1では下から数えた方が早いチームなので、それほどの大物選手を加入させるわけにはいかないチーム事情があります。ロシアのCSKAモスクワから復帰した西村はJ1で二けた得点の実績があるので期待できますが、横浜FCから加入の長身FW皆川、浦和から加入のマルティノスら未知数の戦力に頼らざるを得ないです。

チーム得点王は西村の4得点です。マルティノスも3点取っています。手倉森サッカーは以前の仙台監督時代は「堅守速攻」でした。自陣に2ラインを引きながらの縦に速いサッカーで、震災直後だった2011年にチームを躍進させています。当時を知る選手は富田と関口くらいですが、仙台としては降格圏を出るまであと一歩まで来ているので、成果は出てきています。

浦和は前節の福岡戦の勝利で、5位と今季最高順位まで上げてきました。首位川崎に追いつくのは難しいですが、3位名古屋までは勝ち点3差と、目標のACL圏の望みは十分あります。ロドリゲス監督の、ボランチの1枚を最終ラインに下げながら、SBを高い位置に置いて攻めるサイド攻撃のサッカーが、ここまではよく機能しています。

この仙台戦では、福岡戦とよく似た展開になる可能性があります。仙台も、自陣にブロックを作って試合の決着を後半に持ち込むというサッカーで来れば、福岡戦でうまく行ったように小泉のボールキープが生きます。ボールを持つのは浦和になりそうですが、仙台もカウンターのタイミングを計っているでしょうから、GK西川周作を中心とした守備陣にも活躍を期待したいです。
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