今日は映像を見ることは叶いませんでしたが、西武ライオンズの平良海馬投手が35試合連続無失点のパリーグ新記録を達成しました。もともと、そのメタボ体型から繰り出す速球は将来を嘱望されていましたが、今は変化球の割合が増え、速球だけの投手ではなくなったことがこの記録の大きな要因です。走者はよく出しますが、今日の登板でも「気持ちを切り替えた」と強弱がつけられる投球術を持っています。
平良は中学時代まで捕手で、投手になったのは中学の途中からです。高校は野球名門校の八重山商工ですが、3年生のときの沖縄大会では初戦で、自らの暴投がきっかけで敗退して、これといった実績は残していません。もっとも、高校時代に酷使されていなかったことで将来性は十分期待され、西武ライオンズがドラフト4位で指名してプロの世界に入ってきます。
高校時代の球速は147kmほどでしたが、プロに入ってから球速が増し、プロ2年目のシーズンに初めて一軍に昇格します。当時の平良はコントロールに不安があったものの、最速157kmを投げられる球威でど真ん中でも打ち取れるので、中継ぎでシーズン終盤に7回などで使われます。当時はまだ、ストレートを投げるときに力んでいる様子が見え、これと同じ投げ方で変化球を投げられないといけない、未完の大器という印象でした。
翌年が平良のブレイクになりました。中継ぎで大事な場面で使えるようになり、8回を抑える中継ぎとしてシーズン防御率1点台の好投を見せて新人王に輝きます。前半戦で出遅れたライオンズですが、7回森脇、8回平良、9回増田の継投で逃げ切り体勢が固まり、シーズン終盤に一気の巻き返しを見せて、当時2位までだったCS出場にあと一歩まで迫りました。
昨年は160kmの球速をマークするなど、投手としてはまた一段のブレイクを果たします。先発になりたいという本人の希望は、キャンプの練習試合で先発させたものの大乱調で中継ぎに戻りますが、今季は抑えの増田が不振で二軍落ちする中で、今は抑えで起用されています。できるだけ3連投はさせないなど首脳陣もこの才能を大事にしたい様子で、この剛腕がどこまで記録を伸ばしていけるか、楽しみが大きいです。
平良は中学時代まで捕手で、投手になったのは中学の途中からです。高校は野球名門校の八重山商工ですが、3年生のときの沖縄大会では初戦で、自らの暴投がきっかけで敗退して、これといった実績は残していません。もっとも、高校時代に酷使されていなかったことで将来性は十分期待され、西武ライオンズがドラフト4位で指名してプロの世界に入ってきます。
高校時代の球速は147kmほどでしたが、プロに入ってから球速が増し、プロ2年目のシーズンに初めて一軍に昇格します。当時の平良はコントロールに不安があったものの、最速157kmを投げられる球威でど真ん中でも打ち取れるので、中継ぎでシーズン終盤に7回などで使われます。当時はまだ、ストレートを投げるときに力んでいる様子が見え、これと同じ投げ方で変化球を投げられないといけない、未完の大器という印象でした。
翌年が平良のブレイクになりました。中継ぎで大事な場面で使えるようになり、8回を抑える中継ぎとしてシーズン防御率1点台の好投を見せて新人王に輝きます。前半戦で出遅れたライオンズですが、7回森脇、8回平良、9回増田の継投で逃げ切り体勢が固まり、シーズン終盤に一気の巻き返しを見せて、当時2位までだったCS出場にあと一歩まで迫りました。
昨年は160kmの球速をマークするなど、投手としてはまた一段のブレイクを果たします。先発になりたいという本人の希望は、キャンプの練習試合で先発させたものの大乱調で中継ぎに戻りますが、今季は抑えの増田が不振で二軍落ちする中で、今は抑えで起用されています。できるだけ3連投はさせないなど首脳陣もこの才能を大事にしたい様子で、この剛腕がどこまで記録を伸ばしていけるか、楽しみが大きいです。