代表ジャマイカ戦中止

仕事の関係で、某所でホテル泊まりと早朝出勤をしていたので、3日に予定されていた日本代表のジャマイカ戦が中止になったことには全然気づいていませんでした。中止になった理由は、ジャマイカ代表の選手のコロナ陰性証明に不備があり、多くの選手が空港で足止めを食らい10人しか来日できなくなったためです。

これを受けて日本サイドはやむなくジャマイカ代表戦の中止を決断しました。どうしても、代表の国際Aマッチはギリギリのスケジュールで来日して試合をするので、コロナ禍という想定外の事態下では試合を組む難しさが出てしまいました。これを受けて、日本サッカー協会の下した決断は、異例の試合とも言える、日本代表対U-24日本代表という「兄弟対決」でした。

U-24代表が中1日となる強行日程になりますが、会場の札幌ドームも確保しており、テレビ中継も決まっていたことで、どうしても試合がしたかったでしょう。オーバーエイジでU-24代表に吉田、酒井宏樹、遠藤航が加わっており、どちらの代表が強いのだろうという、サポーターとしては一つの夢の実現ですが、怪我はさせたくない気持ちもあるでしょうからそれほど激しくは行かないでしょう。

それでも、この試合は楽しみです。A代表側が、Jリーグ組との融合を試す機会があまりなかったので、この試合はJリーグ組が主体となるチーム構成になると予想しています。U-24代表組は初めてオーバーエイジを入れる試合なので、残る代表枠は15人に減ることから、U-24代表は五輪のメンバー入りに向けてのアピール合戦になるはずで、意外と面白い試合になるのではと思います。

何はともあれ試合は見られます。サッカーファンの希望は意外な形でつながることになり、この異例の決断は拍手を以って迎えられるのではと、明後日を楽しみにしています。