今日の西武ライオンズは、川越の代打タイムリーで勝ち越したものの、8回にリリーフの平良が押し出し四球で同点とされ、そのまま引き分けに終わりました。今日はノーヒットでしたが、内野ならどこでも守れる便利さで西武ライオンズを地味なところで支える、今は二塁手で試合に出ている呉念庭(ウー・ネンティン)選手を取り上げます。
呉は台湾の出身ですが、岡山県の共生高校から第一工大と日本の学校を出ているので、外国人枠には入らないメリットがあります。西武ライオンズには2016年のドラフト7位で入団してきます。当時、遊撃手と右翼手が空席だったライオンズで、入団当初は遊撃手での出場を狙って、当時新人だった源田壮亮と激しいポジション争いを展開したこともあります。
しかし、当時の呉は打てるものの守備に課題があり、源田が遊撃手に定着したことで大きく出番を減らすことになります。しかし、昨年あたりからその流れが変わってきました。呉は昨年の後半戦で一軍をキープし、三塁、一塁で守備固めで多くの試合に出場することができました。ここで、内野手ならどこでもできるという評価を得られるようになってきます。
今年も開幕は二軍スタートでしたが、4月に山川が走塁の際に肉離れで離脱したチャンスをものにしました。呉は代役の一塁手に定着し、チームトップの打点数を誇る勝負強い打撃で、6年目でようやく安定してスタメンを確保できるようになります。山川が復帰した後は、外崎が骨折で離脱している二塁手のポジションに挑みます。
さすがにあまりやったことのない二塁手の守備はどうかと、少し不安なコンバートではありましたが、うまくはないとしても確実にさばける力はあり、打撃の好調も維持しており現在まで試合に出続けています。ユーティリティプレーヤーはどこのチームにもいますが、呉の場合打てるのが強みです。これからも、どこでも守りながら試合に出るたくましさを、見せて欲しいと期待しています。
呉は台湾の出身ですが、岡山県の共生高校から第一工大と日本の学校を出ているので、外国人枠には入らないメリットがあります。西武ライオンズには2016年のドラフト7位で入団してきます。当時、遊撃手と右翼手が空席だったライオンズで、入団当初は遊撃手での出場を狙って、当時新人だった源田壮亮と激しいポジション争いを展開したこともあります。
しかし、当時の呉は打てるものの守備に課題があり、源田が遊撃手に定着したことで大きく出番を減らすことになります。しかし、昨年あたりからその流れが変わってきました。呉は昨年の後半戦で一軍をキープし、三塁、一塁で守備固めで多くの試合に出場することができました。ここで、内野手ならどこでもできるという評価を得られるようになってきます。
今年も開幕は二軍スタートでしたが、4月に山川が走塁の際に肉離れで離脱したチャンスをものにしました。呉は代役の一塁手に定着し、チームトップの打点数を誇る勝負強い打撃で、6年目でようやく安定してスタメンを確保できるようになります。山川が復帰した後は、外崎が骨折で離脱している二塁手のポジションに挑みます。
さすがにあまりやったことのない二塁手の守備はどうかと、少し不安なコンバートではありましたが、うまくはないとしても確実にさばける力はあり、打撃の好調も維持しており現在まで試合に出続けています。ユーティリティプレーヤーはどこのチームにもいますが、呉の場合打てるのが強みです。これからも、どこでも守りながら試合に出るたくましさを、見せて欲しいと期待しています。