今日の西武ライオンズは、ロッテに対して初回に一挙6点を挙げて、そのスコアを先発今井達也投手が7回2失点の好投で守り切りました。今井は栃木県の作新学院高校時代に夏の甲子園で優勝した投手で、西武にドラフト1位で入団して5年目の右腕です。その150kmを超せる速球は将来を嘱望されましたが、1年目は辻監督が「一軍のレベルを味合わせたい」とキャンプで抜擢したものの張り切りすぎて肩を痛めて二軍降格となり、即戦力にはなれなかった過去があります。
一軍定着は2年目のシーズンでした。プロ初登板が先発のマウンドで、この試合で勝利投手となり、初登板初勝利は1999年の松坂大輔以来という快挙を果たします。その後は3回続けて先発の役割を果たせず二軍落ちしますが、その後何度かあった先発機会で5勝を挙げて、一軍戦力として大いにアピールすることになります。
当時の今井を生で見た印象は「投げ方がいい」というものでした。足をリラックスさせながら急にスピードを上げて、思い切りよく速球を投げ込んでくるスタイルで、無理なく投げ込んでいる様子に見えました。おそらく高校時代に結果を出した投げ方をあまり変えていない様子で、その投げ方から時折150kmを超せるストレートには、将来のエース格を期待しました。
それから4年経ちましたが、今年は今日の勝利で5勝目となり、結果が出てきています。球速は当時より速くなっており、今では154kmを投げることもあります。今井の場合、どうしてもコントロールに難があり、よく3ボールになるので球数が多くなり完投はできないですが、154km出ていればストライクゾーンに投げれば大抵打ち取れます。
もっとも、ストレートだけでは相手打者に狙われてしまうので、彼の持っているスライダーとカットボールの2種類の変化球も大事です。この、曲がり方と球速が微妙に違う変化球が、決まってくるとリズムに乗ることもできます。今井の場合、この球を投げれば確実にストライクになるという、安定したボールはまだないですが、捕手の森がどのボールがいいか見極めてリードする必要があります。
まだ、カーブはコントロールし切れず、ワイルドピッチで1点を献上する原因にもなりましたが、それでも今日は相手にファウルで粘られても根負けせずに相手打線を打ち取れました。そろそろ、辻監督が我慢して使うレベルからは少し成長した印象はあるので、CSや日本シリーズなどの大舞台のマウンドを踏んで、また一段階成長して欲しいものです。
一軍定着は2年目のシーズンでした。プロ初登板が先発のマウンドで、この試合で勝利投手となり、初登板初勝利は1999年の松坂大輔以来という快挙を果たします。その後は3回続けて先発の役割を果たせず二軍落ちしますが、その後何度かあった先発機会で5勝を挙げて、一軍戦力として大いにアピールすることになります。
当時の今井を生で見た印象は「投げ方がいい」というものでした。足をリラックスさせながら急にスピードを上げて、思い切りよく速球を投げ込んでくるスタイルで、無理なく投げ込んでいる様子に見えました。おそらく高校時代に結果を出した投げ方をあまり変えていない様子で、その投げ方から時折150kmを超せるストレートには、将来のエース格を期待しました。
それから4年経ちましたが、今年は今日の勝利で5勝目となり、結果が出てきています。球速は当時より速くなっており、今では154kmを投げることもあります。今井の場合、どうしてもコントロールに難があり、よく3ボールになるので球数が多くなり完投はできないですが、154km出ていればストライクゾーンに投げれば大抵打ち取れます。
もっとも、ストレートだけでは相手打者に狙われてしまうので、彼の持っているスライダーとカットボールの2種類の変化球も大事です。この、曲がり方と球速が微妙に違う変化球が、決まってくるとリズムに乗ることもできます。今井の場合、この球を投げれば確実にストライクになるという、安定したボールはまだないですが、捕手の森がどのボールがいいか見極めてリードする必要があります。
まだ、カーブはコントロールし切れず、ワイルドピッチで1点を献上する原因にもなりましたが、それでも今日は相手にファウルで粘られても根負けせずに相手打線を打ち取れました。そろそろ、辻監督が我慢して使うレベルからは少し成長した印象はあるので、CSや日本シリーズなどの大舞台のマウンドを踏んで、また一段階成長して欲しいものです。