先日、結果はスコアレスドローと知っていましたが、ドイツブンデスリーガのヘルタ対ドルトムントのビデオを見ていました。香川真司は残念ながらベンチ外でしたが、ヘルタMF原口元気はスタメン出場して左MFに入っていました。もっとも、2位と3位の対戦ではありますが、ヘルタは格下戦術を取って4-4-1-1気味に引いており、原口も守備的な仕事が多くなる我慢の展開でした。それで思い出したので、原口元気の思い出を書きます。
原口は浦和史上初めて、高校を卒業する前にプロ契約を結んだ選手です。高校3年生のシーズン、当時のフィンケ監督に見いだされ、鹿島との開幕戦で17歳で左MFのスタメンを勝ち取ります。当時、ユースと掛け持ちする二種契約も検討されましたが、ユースの試合に出られなくなってもいいからプロ契約を結びたいと、当時のフロントが判断しました。
当時から変わらない武器は、左サイドから内側に切れ込んでくるドリブルです。原口はまだまだ、ブンデスリーガのレベルではフィジカルが弱く、この日のドルトムント戦でもそのドリブルは潰されていましたが、それでも思い切ってドリブルを狙う意欲は見られたと思います。
彼の武器はそのサッカーセンスの高さです。その開幕戦の鹿島戦で、既に当時のトップ下ポンテのサッカーセンスについていけるだけの動きの質を見せていました。「ロビーにはよく怒られた」と当時を振り返る原口ですが、この時点で将来の海外進出、日本代表という期待はあり、今はそれに見事応えています。
日本人のMFが評価されるには、攻撃以外の時間でも貢献できる、その休みない動きでアピールするのが近道です。日本人ではありませんが、韓国代表MF朴智星が評価されたのもそんな動きの質でした。この試合では、ヘルタの格下戦術で守備に回る時間が増えた原口ですが、少なくとも局面では守れていた印象です。
あとはゴールです。点を取る、これは常に大きなアピールポイントなので、原口のゴールで勝った試合を是非見たいと思います。
原口は浦和史上初めて、高校を卒業する前にプロ契約を結んだ選手です。高校3年生のシーズン、当時のフィンケ監督に見いだされ、鹿島との開幕戦で17歳で左MFのスタメンを勝ち取ります。当時、ユースと掛け持ちする二種契約も検討されましたが、ユースの試合に出られなくなってもいいからプロ契約を結びたいと、当時のフロントが判断しました。
当時から変わらない武器は、左サイドから内側に切れ込んでくるドリブルです。原口はまだまだ、ブンデスリーガのレベルではフィジカルが弱く、この日のドルトムント戦でもそのドリブルは潰されていましたが、それでも思い切ってドリブルを狙う意欲は見られたと思います。
彼の武器はそのサッカーセンスの高さです。その開幕戦の鹿島戦で、既に当時のトップ下ポンテのサッカーセンスについていけるだけの動きの質を見せていました。「ロビーにはよく怒られた」と当時を振り返る原口ですが、この時点で将来の海外進出、日本代表という期待はあり、今はそれに見事応えています。
日本人のMFが評価されるには、攻撃以外の時間でも貢献できる、その休みない動きでアピールするのが近道です。日本人ではありませんが、韓国代表MF朴智星が評価されたのもそんな動きの質でした。この試合では、ヘルタの格下戦術で守備に回る時間が増えた原口ですが、少なくとも局面では守れていた印象です。
あとはゴールです。点を取る、これは常に大きなアピールポイントなので、原口のゴールで勝った試合を是非見たいと思います。