

坪田一男 (日本抗加齢医学会副理事長)・著 2011/3
P.28では、いきなり日野原先生と著者の対談で、「新老人」の説明が。
「新老人」とは、75歳を過ぎても元気で自立し、
これまでの人生で培った知恵や経験を社会に還元できる人のこと。
と、定義されています。
P.29 「天に大きな輪を描きなさい。それはあなたが生きているうちに
まっとうすることはできないかもしれないけれども、
その大きな輪の、ひとつの弧(ark)になりなさい」
上記は英国の宗教詩人、ロバート・ブラウニングの詩だそうです。
日野原先生のこれらの言葉は、何度もご著書や講演会、会報記事などで
聴いたような、見たような……、でも、
見る度に新鮮な何かが湧き上がる のは、
この言葉を受け取る私自身が、
「まだまだだわ。この言葉に追いつけていないわ。」と感じるからです。
一度読んで、聴いて、「感動した! 良かった!」ではダメなので、
常に、啓蒙を発信してくださるメンター(日野原先生)の存在に感謝!