P.98 酵素は、生命活動を維持したり、細胞が活動するために不可欠な
「体に備わる物質」です。(ボディ・エンザイムとも呼ばれます。)
P.99 体内酵素がたくさん使われるほど私たちの体はどんどん老化し、
酵素が作られなくなったときが死ぬときです。
食物酵素は体内酵素の無駄遣いを補うのに一役買ってくれる存在です。
この関係性は、財布の中のお金を、食費と生活費それぞれに
どう割り振るかと考えるとイメージしやすいかもしれません。
ここで、昨日の記載とダブりますが、大事なことなので、再度書きます。
P.99 財布の中味(潜在酵素)= 食費(消化酵素)+生活費(代謝酵素)
限られた財布のお金を食費にばかり費やすと、生活費が足りなくなりますが、
食費を節約できれば、生活費に回すことができます。
潤沢とは言えない財布の金額でやりくりをしているときに
臨時収入(食物酵素)が入ってくると、
食費と生活費どちらにもゆとりが生まれます。
食べる量が多かったり、消化に時間のかかる食べ物ばかりを摂取すると
消化活動を積極的に行うため「消化酵素をたくさん作れ」と、
脳が指令を出します。潜在酵素は無尽蔵ではないので、
消化酵素が多く作られると、代謝酵素の働きは抑制されます。
反対に食べる量が少ないと、消化酵素をたくさん作らなくてすむ分、
代謝酵素を作ることができます。代謝酵素がたくさん作られると、
新陳代謝がスムーズになり、くたびれた体が回復しやすくなります。
(先ほどの財布を例にすると、臨時収入に頼らなくても、
日頃から食費を抑え、生活費にお金を回す習慣をつければ、
生活に困ることはなく、快適な暮らしができるということです。)