表紙に載っている副題は
ZERO TRAINING ゼロトレ 羽が生えたように軽くなる
今年5月初版で、8月にはもう10刷!
正直、なんでぇぇ~??と思うくらい、理論は簡単です。
それも、それほど目新しくない、当たり前のセオリーで、
P.19 ゼロポジション
体の各パーツのポジションを「本来の位置に戻す」こと
著者によれば、身体のパーツを「あるべき場所」に収めて、
踵重心にすると、「羽の生えたような軽い体」を体感できるそうです。
確かに、そのポジションは、バレエでもエアロビクスでも、
どんなエクササイズでも解説されている団子三兄弟(またはThree sisters)。
骨盤・胸郭・頭蓋骨が正しい位置に並んでいる状態です。
私自身も、教室生徒さんやラジオ体操仲間に伝えるのに、
四苦八苦している立ち方です。
いえ、伝えるだけなら簡単で、壁チェックなどで、確認もできます。
が、それを維持するのが大変なのです。
正しい骨格位置を維持するのは、筋肉です。
日常生活で筋肉を使うことが滅茶減っている今日なので、
著者の言う「ゼロポジションは、正しいけれど難しい!」
というのが私の感想です。