藤田先生、いったい年に何冊お書きになるの??と言いたいくらい、
多作の方ですが、それぞれに学ぶべきモノはあります。
基本的スタンスは既に馴染みになっているので、今回は用語解説メモです。
P.22 オートファジー:自食作用
ギリシャ語の「自分(auto)」と「食べる(phagy)」を組み合わせた造語。を
P.25 細胞はオートファジーによって自分の中のゴミを出し、
古いタンパク質を処分している。
ゴミはしっかりと外に捨てなければ、(中略)
体内のゴミたんぱくも腐敗が進んでしまう
P.28 ゴミがたまれば、体内でも「火事」が起こる
P.29 身体の中で生じるゴミの多くは不要になったタンパク質で、生ゴミである。
体温で温められた生ゴミは腐敗して毒素を発生させる。
それが、老化や不調、病気の原因になる
ゴミ屋敷から火事が発生しやすいのと同じように、
人の体内でも、「火事」(=炎症)が起こる。
炎症を起こすのは、免疫システムです。(=病気を防ぎ治すシステム)
体内に病原体などの異物を見つけると直ちに攻撃してこれを排除。
攻撃が起こった場所では、炎症が生じる。
体内の不要なタンパク質や毒素、腐敗物などは、免疫システムにとって異物。
これを排除しようと、免疫は攻撃をしかけ、排除しきれない場合に
炎症がひろがり、体調不良や老化現象(肌荒れ、薄毛など)を起こしていく