私はゴルフをしないのですが、書店で見てピ~ンときて、
ゴルファーのためのコーチ本を買ってしまいました。
p.20キネティックチェーンでゴルフが上手くなる!
体はパーツで動くものではなく、
連携し合ってスムーズに動かせる!
パーツの動きにとらわれてしまうと、体がガチガチに
かたまって力が入ってしまい、余計打てなくなったり
するものです。
それは、体のいち部分へのフォーカスにより、
動作システムが止まってしまうからです。
ゴルフでも野球でも、ひとつの動作を行うときは、
体の筋肉が順番に連携しあって力を生み出しています。
だからパーツとしての動きや筋力はもちろん大事ですが、
連携して動かすという”運動連鎖”をスムーズに行うことの
ほうが大事です。
この運動連鎖のことをキネティックチェーンといいます。
運動連鎖に大切なものとは?
体の軸をまっすぐキープしてスムーズに動ける体。
(中略)今スポーツの世界では”ジョイント・バイ・ジョイント”
”モビリティーファースト”、”モーターコントロール”という
ビッグ3と呼ばれる動作改善のためのセオリーがあります。
簡単にまとめると、体の安定と関節の機能の上昇が
パフォーマンスの向上につながるため、
関節の可動域と関節が安定する方向を理解するのが
重要だということ。
この本に好感が持てる理由として、
①基本的な動き(腰を捻る、しゃがむ、股関節を曲げる)をチェックし、
②できない理由を解明して、少しずつほぐし、強化する方法論。
カリスマ・コーチと呼ばれるだけあって、
たくさんの写真入り解説が、分かり易い点も気に入りました。
特に体操指導をしている方々にお薦めしたいです。