「全ての健康は、質の良い眠りから!」と叫ばれている昨今です。
著者はアメリカ・スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長で、
睡眠の質の見極め法とか、量についての科学的な解説が示されています。
ズバリ、最高の睡眠のコツは、、、
p.53 「最初の90分」を深くせよ!
人は眠りに落ちてから目覚めるまで、ずっと同じように
眠っているわけではない。
(中略)レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している。
p.54 最初の90分のノンレム睡眠は、睡眠全体のなかでもっとも深い眠り。
(脳が非活動状態で、「大きくて、徐行運転のようなゆっくりとした
脳波の形が出現するので、徐波睡眠と呼ばれる。)
p.55 入眠後およそ90分後に訪れるのが最初のレム睡眠であり、
(中略)これをいかに深くするか、を意識したい。
ここで深く眠れれば、その後の睡眠リズムも整うし、自律神経や
ホルモンの動きも良くなり、翌日のパフォーマンスも上がる。
p.68以降、睡眠に課せられた「5つのミッション」などが述べられていますが、
それは既に有名なことなのでスキップ。
p.103~ 最初の90分が「黄金」になる3大メリット
①寝ているだけで「自律神経」が整う
②「成長ホルモン」が分泌する
③「脳のコンディション」が良くなる
で、具体的な「ベストの睡眠法」は、体温のコントロールで、
p.129 体温スイッチの最適化のため、就寝90分前に入浴。
p.136 足湯で「熱放散」
p.140 室温コンディショニング
うぅ~~ん、みんな実行しているな~。
私の悩みは、夜中にトイレに起きた後、暫く眠れないので、その対処法。
(多分30分~1時間?)
その答えになりそうなこと<入眠法>は、
p.148 ①「モノトナス」の法則
モノトナスとは、「単調な状態」という意味で、
(中略)「退屈」は普段はあまり歓迎されないが、
睡眠にとっては「良き友」である。
p.150 ②正しい羊の数え方
日本語で「羊を100匹数えると眠くなる」というのは間違い。
(中略)英語でSleepに似ているSheepを繰り返すのなら根拠あり。
などなど、、、、雑学っぽくて、今一つ「やってみよ~っ」と思う技は
現れませんでした。つまり、私の症状(?)(=状態)は、それほど
深刻じゃないから(?)と思うことにしました。
睡眠に問題を抱えている方は、読んでみてください。