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本の正式なタイトルは
「痛みが劇的に消える ・・・・」
その他、表紙にある言葉として
「腰痛克服のために 鍛えたい筋肉を狙い打ち!」
著者は小6の時に椎間板ヘルニアと腰椎分離症を発症し、
独自の腰痛克服法を探究してきたそうです。
タイトルはスポーツトレーナー、柔道整復師、講道館柔道二段。
私にとっては、目新しいトレーニングはないのですが、
腹式呼吸についての説明が気になったのでメモします。
腹式呼吸には2種類あり、
p.26 「順腹式呼吸」はヨガや瞑想の呼吸で、
お腹の力を抜いて呼吸することで、副交感神経が優位になり、
リラックス効果がある
「逆腹式呼吸」は武道や格闘技でパンチを受けるときに、
お腹に力を入れることで交感神経が優位になり、
筋肉の収縮効果が高まる
例えば昔、武士などの戦闘集団が人を殺めるときには、
丹田に力を入れる「逆腹式呼吸」によって刀を振り下ろしていました。
そして、野獣化したストレスを「順腹式呼吸」で鎮めていたのです。
(中略)現代社会では、「逆腹式呼吸」がきちんと継承されていません。
戦闘(仕事)モードのときや筋トレ中に「逆腹式呼吸」が
できないと、腹横筋が弱まることによって腰の筋肉で補わなければ
ならず、腰痛に繋がってしまいます。
「逆腹式呼吸」をきちんとすれば、「腹圧というコルセット」ができて、
さぼっている筋肉に効果的にムチを打つことができます。
おぉ~、つい最近メモした「スタンフォード式 疲れない体」(8月初旬)に
登場したIAPのことですね~。
私にとっては、p.27の左下写真の顔が下向きが気になるところですが、
ま、武道の世界ではそうなのかも? バレエでは有り得ません。