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最期はひとり 6 高齢者と ICT (情報通信技術)

2024-09-24 07:32:10 | 生き方

上野氏と樋口氏の対談後半は、テクノロジー活用法です。
ここに登場するICT(あい・しー・てぃ)とは、
Information and Communication Technologyの略で、
情報や通信に関する技術の総称だそうです。
以下、GoogleのAIによる解説です。
 
   ICTは、従来のIT(情報技術)にコミュニケーションの
   要素を加えたもので、通信技術を用いたコミュニケーションの
   重要性が強調されています。
 
   ICTの身近な例としては、次のようなものがあります。
   TwitterやLINEなどのSNS、Googleドキュメントなどの
   データのクラウド管理システム、Web会議システム、
   FAX転送システム。
 
   ICTは、ビジネスにおける業務プロセスの自動化や、
   国民の利便性を高めるための行政デジタル化など、
   さまざまな場面で活用されています。
 
   ICTと似た言葉に「IoT」がありますが、
   ICTは人と人をつなげることを前提としているのに対し、
   IoTはモノを主体に考えています。
 
私自身は、毎日PCを使ってブログやミュージカル脚本を書き、
請け負った会計仕事はエクセルで計算し、
バンドのチラシなどはPower pointでお絵描きをし、
楽譜はScoremakerというソフトで作成しています。
 
つまり、頻繁に使っている(=Heavy User)ユーザーですが、
ひとたびトラブルと大変で、修復は試行錯誤で時間がかかり、
殆どはPCの先生や東工大博士の友人に助けを求めます。
 
世の中の殆どの人が「冷蔵庫や洗濯機、車は使っているけれど、
その働きの原理や、不具合の治し方・推測法は知らない」のと
似ています。
 
威張るわけじゃないけれど、「餅は餅屋」に任せて、
エンドユーザーは気楽に使いまくり、困ったら相談する!
世の中がそのように動きはじめれば、行政の簡素化も進むはず。
 
だから、上野氏が言うように、
p.209 ICTは弱者のツールだと思います。
   手紙を書けなくなったらイーメールを使えばいい。
   指先だけで打てますし、耳が遠くなっても字は読めます。
   それにパソコンは今音声出入力が可能です。
 
   これまで気丈だった方が月に2回お電話くださいよって
   おっしゃるならオンラインで顔の見える機能を使えばいい。
   使える道具はどんどん使った方が良いと思います。
 
ただし、「使う=目的がある」ですから、
やみくもに練習だけしても無駄(=すぐに忘れる)でしょう。
私は夫から「鳥の撮影のための、高級カメラの使い方」を
何度も教わりましたが、撮影自体に興味がないので、ダメでした。
 
ラインで写真をやりとりしたり、youtubeの情報を流したり、
孫や恋人と素敵な文章を交換するなんて楽しみがあれば、
あっという間に上達しますよ。
 

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