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ちょっと古い本ですが、今風の考え方(=エビデンスがあり、
科学的アプローチで結果をだす・・・・・)の本だと思います。
著者・藤本氏は医師で工学博士でもあり、得意分野は美容外科?
いま流行のレーザー治療とか、電気痩身器などを駆使・・・・・
p.32 長生きできるのは「美しい体」
という見出しには賛成です。p.33でも解説されていますが、
2010年代前半に「小太りの死亡率が最も低い」という
研究発表が相次いだが、近年ではその反動のように、
肥満はもちろん、小太りから成人病リスクが高まっていく
という研究発表がしきりとなされています。
(中略)一つの理由は、交通網の発達、食生活や
コミュニケーションの変化により、同じ体重でも以前より
「筋肉量が少ない小太り」が増えていること。
そして「小太り」のまま定着すればいいのですが、
「大太り」への進行過程というケースがありうること。
筋肉量の少ないポッチャリ型の人は、まず大腿四頭筋や
ハムストリングスなど大きな筋肉を増強し、基礎代謝の
アップが重要。食生活の見直しなども必要です。
ここまでは、諸手をあげて賛成です。
ポッチャリと脂肪がついた身体では機敏(敏捷)に動きにくいし、
セルライトは美しくないし、身体にとっては「余分なお荷物」です。
かといって、著者たちが推奨する下記のような機器を使うのも
ちょっとなぁ・・・・・と思っています。
p.44 アメリカで爆発的に売れている「エムスカルプト」では
運動ニューロンのみに刺激を起こす電磁場が標的組織に
伝達され、エネルギーは皮下7㎝までの深部に届き、
筋肉層全体の収縮を引き起こします。
なんだかんだの刺激の結果、この機器は「筋肉をつけながら
脂肪を燃焼するのだそうです。
自力整体とか東洋医学的な見地から考えると、
美しい筋肉がついても、身体の歪みとかはどうなるんでしょう?
というはてなマークが沢山浮かんできます。
アメリカで爆発的なら、日本でも?(そういう話は聞こえてきませんが)
情報としては頭に入りました。明日はもう一人の著者・筋肉医師の
前田氏の実践理論をご紹介しましょう。
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