今日からは卯月、花の季節が始まった。さて、桐生川の岸辺では、ミツマタなどの花が先週から咲きだした。間もなく、渓流と新緑の組み合わせが、散策する人々にとって心和む景色となるだろう。ちなみに、桐生川の森林は桐生川源流林として森林浴の百選に選ばれている。
渓流での春の装い
渓流とミツマタの花
木漏れ日を浴びて(細い枝に大きな花、そして新芽)
この時季、花は蝶や蜂にとって魅力的なのだろう。
吸蜜しているアカタテハ(タテハチョウ科)
この個体は成虫で越冬したのであろう。翅の形が冬の風雨に耐えたことを物語る。
山側の杉林で花を開いているミツマタ。かつて栽培されていたのものが野生化したのであろうか。
ところで、ミツマタ(ジンチョウゲ科)は中国から渡来したと言われている。
ミツマタはジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉性低木である。花は葉が出る前に咲く。
山側の藪の中で花を開いているミツマタ
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3月30、31日。桐生川にて(群馬県桐生市梅田町)