わたくしたちは近所の山(金葛遊歩道)から遠望できる山に登りたいと思っている。宝登山(ほどさん)はそのような山のひとつである(遊歩道からの直線距離、約70 km)。
宝登山(標高、497 m、埼玉県長瀞町(秩父))は、宝登山神社およびロウバイ(蝋梅)の名所として、よく知られている。
山頂付近には、麓の駐車場からロープウェイで行くことができる。しかし、わたくしたち夫婦はハイキング派である。ハイキングコースは「関東ふれあいの道」としての歩きやすい林道である(標高差、約300 m)。
この時季、ハイキングは草花がまだ咲いていない単調な林道歩きになったが、山頂手前の杉林(北側)が切り払われている箇所があった。そして、そのスポットからは、雪を被ったの日光連山、袈裟丸山、赤城山、子持山などをはっきりと遠望できた。
山頂付近で撮ったロウバイと両神山。
「両神山は異風である。それはギザギザした頂稜の一線を引いているが、左右ははブッ切れている。あたかも巨大な四角ブロックが空中に突き立っているような、一種怪異なさまを呈している(深田久弥、「日本百名山」、新潮社)。」
面白いことに、山頂付近から浅間山がはっきりと見えた。近くの山が削り取られているためであった。
山頂で眺めた奥秩父連山の山並み
2010年1月16日
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話は戻るが、画像は金葛遊歩道(桐生市)から見た、武甲山(左矢印)、富士山、宝登山(推定中)である。遊歩道と富士山とは約130 km(直線距離)ほど離れている。つぶやき「桐生からは見えるが、宝登山から富士山は見えないぞ!」は、私のささやかなお国自慢である(苦笑)。
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2024-02-16
記事において、画像が見えない状態になっていましたので、再現像した画像をアップし改稿しました。
このときは、宝登山での武甲山・両神山などの眺めと花々を十分に楽しむことができました。
そのときの感動を思い出しながら、画像を再アップしました。
ご訪問と温かいコメント、まことにありがとうございました。