こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

今年最後の満月、近くの山から昇って (12月)

2024-12-17 | 月、月光彩雲

一昨夜(15日)、2024年最後の満月が近くの山から昇った。月の出(群馬)は16時3分とされたいたが、山からのそれは17時10分頃であった。山の木々をシルエットとして昇る月はあの遠く離れた天体が思うほど大きく見える。それは目の錯覚によると言われているが、錯覚がなぜ起こるかについては、まだはっきりとした説明がついていない(国立天文台HP、質問コーナー)

尾根方向が明るくなり月が現れたとき、その大きさと月面の色が満月のときならではものとして、わたくしはシャッターボタンを押した。

17時21分頃にて

月面の色も北風による寒さに耐えた甲斐があったと思うほど美しく見えた。17時22分頃にて

間もなく月の出は終わる。17時24分頃にて

 

この日、近天文学上で満月(望)月となる瞬間は18時2分であった。しかし、暖をとりながら月の出の撮れ具合をパソコンで確認するために、その瞬間での撮影は止めた。

18時20分頃の月。月の縁がギザギザしているのは、山の近くで気流が乱れているためである。それでも、昇ったばかりの月はその場に長く留まってほしいと思うほど魅力的であった。

 

月の色と輝きの変化を追って。天頂近くで輝く月。その輝きがわたくしには眩しかった。20時30分頃にて

 

月の近くでは、衝(しょう)*のときを迎えていた木星がマイナス2.8等の明るさで輝いていた。

この画像は広角(40 mm)で撮った。高感度(ISO 感度 6000)とかなりの絞り( F 値 20) で、月から光芒が出ることを狙ったが.....

*衝:太陽系の天体が地球から見て太陽のちょうど反対側になる瞬間(月での望(満月)に相当する)。

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15日、桐生市にて、ホワイトバランスは太陽光(昼光色)、RAW → JPEG 変換。

 



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