🌵 墨西哥 古代メキシコ展 08

2024-09-04 12:20:02 | 大阪春の陣 ₂₀₂₄ +メキシコ展




041



嵐の神の壁画

土漆喰 鉱物顔料
高さ 48㎝  幅 91㎝ 
 テオティワカン文明 350~550年

嵐の神
右手に持っているのは トウモロコシ
トウモロコシを入れた籠を背負い
人々に与えている場面
トウモロコシの儀礼

口からの吹き出し
言葉 歌 儀礼の呪文


なんか 見かける 絵柄な 気がするんだけど…





042-1




嵐の神の屋根飾り

土製 彩色
高さ 69.5㎝  幅 55㎝ 
 テオティワカン文明 250~550年




041-2



住居施設の 屋根飾り
頭飾りを被り 両手をかざした嵐の神

アステカ文明では
トラロク神 と呼ばれた 嵐の神
雨と農耕を司った


トラピストクッキー
思った









042-1



香炉

土器 彩色
高さ 57.9㎝  幅 40.4㎝
テオティワカン文明 350~550年





042-2



香を焚くくびれた胴部を持つ本体
装飾片で飾られた蓋
土製の香炉台セット



飾りがついた部分が 蓋 ということか~
あちこちから 煙が出るのかしら?
燃えるための 空気はどこから入る?
香の原料は 何?



042-3




鷲と蝶の図柄
矢と盾、鏡など戦士の装具
死んだ戦士の鎮魂の儀式に使われた

両側が ワシ
 前面が チョウ
真ん中が あの マスクみたいな 鼻飾り…

最初に出てきた
魂が口から出て行かないように
葬祭用のマスク

翼を広げた 鷲の形?



042-4





装飾片は型造りで大量生産
香炉台は目的に応じて組み合わせを変える

工房があった ということやね




043-1



香炉

土器 彩色
高さ 67.4㎝  幅 44㎝
テオティワカン文明 350~550年



土台は 042 と 同じや!




043-2



上部の 飾り部分
両側が ワシ 
 中央に チョウ


香炉の多くは住居から出土
祖先を祀る儀礼に用いられた


仏壇みたいなもの?



043-3



中央 奥に マスクを付けた 戦士?

手前は… 年の束  暦のサイクル
ということらしい



香炉を制作する工房跡が発見されている
国家が生産を管理していた
ということなんだそうだ




043-4





高さが60㎝ くらい
写真では もっと大きく見える
これだけ 精工に作られてると
値も張ることだろう
お金は 物 だっただろうから
なにか 獲物と交換していたのか
まさか 国から 支給?
特別給付品?
まてまて そもそも 個人所有のものなのか?

居住区から出土
大量生産

あちこちに設置してたのだろうか
これだけのものだから
儀式用と思っていたが
日常的に使われていたのだろうか





044



盾を持つ小像

土製 彩色
高さ 14.8㎝  幅 17.9㎝
 テオティワカン文明 450~550年


土偶は戦士像が圧倒的に多いが
副葬品としては出土していない

子どもの玩具か… 飾りか…

そうなんだ





045-1



マスク

石灰岩 貝 黄鉄鉱
高さ 17.5㎝  幅 15.8㎝
 テオティワカン文明 350~550年


眼孔 鼻 口元
象嵌予定であった 頬には くぼみ 
使用痕のない耳と頭部の小穴
つなげて使用する意図




045-2



テオティワカンの特徴的な
丁寧な加工
未完成か未使用


世界各地 日本各地
マスク 面
必ずある

どれも 魂 入りすぎていて
なかなか直視できなかった
さすがに いい年になって
感じるモノも 薄れてはいるものの
やはり ドキリ とする
これなどは 訴えかけている
気がする




046-1



鏡の裏

土製
直径 26.5㎝
テオティワカン文明 450~550年

黄鉄鉱の鏡
その裏に貼り付けられた土製の円盤

羽を広げた鷲
円盤の中央に盾
交差した投槍器


こっちの角度の方が わかりやすい

046-2



周辺は 足のように見える
戦士の大群か?

日本で言う…
三角縁神獣鏡

ということか

ただ 鏡なら  鏡面側も 見てみたい




わからないことばかりだが
テオティオワカン
46品
でした





いや~ 楽しかった

見れてよかった


まだ マヤも あります
もうちょっと 勉強続けます