先日、ある小学校で1年生の授業参観をさせていただいた。
内容は、図工で油粘土で動物を作ることだった。
1年生の子ども達は、自分の好きな動物を作っていましたが、A君は何かモジモジした感じでした。
粘土箱の蓋に作品を作ってあったのですが何か自信なさそうでした。
聞 者 「可愛い動物だねー?」
A 君 「キリン」(小さな声で)
聞 者 「あーキリンさん。可愛いキリンさんだね」
A 君 「ぼく、下手だから」
聞 者 「A君は、自信がないの?」
A 君 (こっくりとうなずく)
聞 者 「そうかー。でも、先生が見ると、とても良くできているよ。可愛いよ。大丈夫
だよ。自分で(下手だ)と決めなくていいよ」
A 君 (嬉しそうな表情)
聞 者 「先生が言うのだから間違いない。一生懸命作るのが一番」
とのやりとりの後、作品の撮影を許可してもらいました。
本当に可愛い作品ですよね。
A君が図工好きになってくれることを念じながら授業参観を終了しました。