先日、スポーツジムに出かけたときのこと。
更衣室のドアを開けようとしたところ、重たくて開かない。
力を入れて押したところ、中から「すみません」の声。
スタッフの青年が、タオルの片づけ中であった。
聞者:悪かったね。大丈夫。
青年:大丈夫です。申し訳ありません。
聞者:開かずの扉、“天の岩戸”だね。(冗談のつもり)
青年:何ですか?“天の岩戸”って?
聞者:“天の岩戸”本当に知らないの?
青年:本当に知りません。昔話ですか?日本書紀ですか?
聞者:いいところをついているよ。勘がいいね。
青年:教えてください。
聞者:教えることは簡単だけど、自分で調べると楽しいよ。
ネットでも図書館でも調べられるね。
青年:わかりました。調べます。
本当に、素直な青年でした。
楽しいひと時をもらいました。
ドアが開かないのにひっかけて、ヒューと“天の岩戸”が出てきました。
自分としてもびっくり。“天の岩戸”なんて死語に近いですよね。
若者が知らなくても当然です。
ここで、脱線してボヤキます。
このところ、脳の老化?が進んでいるようです。
大事な人の名前が瞬時に出なくて困るのに、たいして大事でもない昔の痕跡のような“天の岩戸”のような言葉が出てくるんですね。
もとえ。
今の若者には、“天の岩戸”は無理ですね。
このような言葉を教えてもらえる場面がないのですから。
それにしても、日本人の日本人による日本文化の伝承が、学校現場をはじめとして力が入らない我が日本国の現状ですねー。
政権交代をした民主党には、もう一度丁寧に我が日本国の学校教育について見直しをしてもらい、日本文化に光をあててもらいたいものです。
前期高齢の呆け老人?に付き合ってくれた青年に(感謝!かんしゃ!)でありまする。
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