法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

自民党の原子力政策に反対します。

2012年12月30日 23時54分59秒 | 日乗

先の衆議院選挙は、本当に困りました。

多くの国民の皆さんも随分困ったのでしょう。

戦後最低の投票率に表れていますよね。

  

さて、自民党の原子力政策ですが、先の選挙で自民・公明両党の連立政権合意で
「可能な限り原発依存度を減らす」と盛り込んでいながら、その合意を反故にして原発の新増設に舵を切りました。

先ず、安倍首相がTBSのインタビューに応じて
(事故を起こした東京電力福島第一原発とは全然違うもの)
(国民的理解を得ながら)
とのことで、原発の新増設に前向きのようです。

また、茂木経産大臣も、
(専門的知見を十分蓄積して政治判断をする)と発言しています。

私は、一日も早い原発ゼロの達成が日本国の進む道だと思いますので、
自民党の施策には大反対であります。

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里村専精師 浄土真宗にようこそ(006)

2012年12月30日 22時58分58秒 | 里村専精師の言葉

今年も明日大晦日一日となりました。
当ブログにお出かけも皆さん、訪問ありがとうございました。

本日は、里村専精師のお言葉をお届けします。


浄土真宗にようこそ(006)

親鸞聖人が学んで得られた大切な歴史は、七高僧という方々の業績でした。
それはそのままに優れたサンガの歴史でもあります。
実際には、親鸞は法然上人(1133-1212)の吉水教団に帰入されたのですが…。
親鸞聖人は、そこに生きたサンガを見られたのではないでしょうか。
ともに念仏しあう生きたサンガ、それがまぶしいくらいに目にしみたと思われます。
「雑行をすてて本願に帰す」というのが、その時を語った言葉でした。
自力の学問沙汰から、一転して如来の本願の行に帰する決断でした。
師匠の法然上人から新しく学んだものも、中国の玄中寺のサンガについてでした。
そして、自分で確かめてゆきます。
曇鸞・道綽・善導の三師の学びこそ、徹底的な仏道が感じ取れるものでした。
やがて親鸞の学びは、曇鸞と世親に集約されてゆきます。
その名も、親鸞と名乗っているのですから。
インドの論師ヴァスヴァンド(世親)は、インドのサンガに生まれた人でした。
そのヴァスヴァンド(世親)の浄土の学びを通して、親鸞は真実の仏道を掲げます。
それが「教行信証」という六巻の書物になったのです。
大乗のサンガが培った本願念仏の大道が、改めて日本に確認されたのです。
この大道に集う人々が、新しいサンガでした。
親鸞のサンガは、その師匠の法然をも包んで今日にまで歴史を呼んでいます。
大いなるサンガを、世親は“大会衆”と呼び曇鸞は“広大会”と名付けています。
阿弥陀仏の本願によって開かれる、真実の人間世界のことです。
このサンガは、日本というような小さな国に収まらない大きなものです。


今回の里村専精師の「サンガの歴史」を読ませていただくと、私が若い頃参加していた
カウンセリングワークショップと重なります。
最近のワークショップ等は、随分と変わったものとなってしまいました。

来年は、初期ワークショップ精神を大事にした企画を考えようと思います。

 

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