昨日の毎日新聞『永六輔その新世界』で、
永さんは三国連太郎その最後の会話について書いておられます。
最後の出会いは、昨年の暮れ。
場所は、下北沢の小さな珈琲店。
三国さんは、永さんに、新しい映画の企画を話されました。
監督で主演の三国さんの役どころは、「かぐや姫の竹細工職人の爺さん」。
かぐや姫は、「生きていれば太地喜和子さん」だと。
で、永さんが、どんな内容かを尋ねると、
「あの爺さん、皇室と貴族を相手にまわして、かぐや姫を守るんです。
老人はああじゃなくてはいけません」
「権力と財力を相手にまわして戦う老人を演じたい」と語っていたそうです。
90歳と80歳の翁の会話、本当に見事です。 応援のクリックよろしく。