4月27日(土)、くりのみ会「井戸端」からの報告です。
お仲間の、Hさんはタクシーの女性ドライバーさんです。
このところの会社の統合・合併の時代の流れで、
現在は500名程のドライバーさん所属する会社に勤務しています。
会社では、この2年程、組合の中心で会社の統合・合併問題や
お仲間の生活充実のために活動をされてきました。
【くりのみ会】へは、お嬢さんを病気で亡くされた後、
菩提寺のご住職の紹介で参加してくださいました。
Hさんから、お嬢さんを亡くされた悲しみ、組合活動でのご苦労のお話を聞かせてもらいました。
Hさんも、【くりのみ会】での語りを通して、少しずつ安穏のお気持ちを快復してくださいました。
本当に、有難いことです。
さて、27日の勉強会でのお話は、
500名程のドライバーさんは、ほとんどが男性。
平均年齢も、50歳代後半。
ご家族をお持ちの方もいますが、単身者、単身で両親の介護にあたっている方も多いそうです。
実は、今年に入って、3人の男性ドライバーの方が、「孤独死」と言われるような状況でお亡くなりになったそうです。
Hさん曰く、
「職場の中の多くの方々が、人生の闇を背負っているいるように思います。
なかなか、そのような同僚のサポートは難しいですが、くりのみ会の“井戸端”のように、
同僚それぞれの思いを話したり・聞いたりする処を作ってあげたいと思います」と。
Hさんが、くりのみ会での経験を活かして、“サンガ(話し、聞く処)”を作ってくれる由。
Hさんの素晴らしい取り組みに、感動をまらいました。
合掌。