法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

第2回 有象無象展

2013年04月24日 23時35分23秒 | 日乗

友人のタチアキヒロさんから、「第2回 有象無象展」の案内が届きました。

6人のアーチストが、6日間のパフォーマンス。

昨年も出かけましたが、大変面白かったです。

友人のタチさんは、舞踏パフォーマンスに挑戦するそうです。

実は、昨年、伊豆稲取の私の生家で、構想を練っていました。

「第2回 有象無象展」

日時:2013/05/01(水)~6日(月)  10:00~18:00
    *初日は13:00から  最終日は16:00まで

会場:目黒区美術館区民ギャラリー(全室)


☆タチさん舞踏パフォーマンスは、
  3日  4日  5日の 計3回 午後3時から開催されます。

 

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里村専精師 浄土真宗にようこそ(010)

2013年04月24日 23時11分18秒 | 里村専精師の言葉

浄土真宗にようこそ(010)

 

サンガ(和合衆)は三宝の一つですが、実は一番具体的な宝ではないでしょうか。
ブッダとそのダルマとサンガの三宝だったのですが、やがてブッダの滅度がありました。
しかるにそのダルマとサンガは生き続けました。
七葉窟で開かれた最初の経典結集(sangiiti)では、感動的な出来事がありました。
ブッダが滅度されてすぐの雨期の集い、雨安居では…。
アーナンダを巡って、大きな事件がありました。
マハーカッサパが、アーナンダを追い出します。
「そなただけは此処にいるに相応しくない」というのです。
幾つもの事例を挙げて、マハーカッサパはアーナンダを弾劾します。
実際には、アーナンダが未だに覚りを開いてなかったことが最大の理由です。
追われてアーナンダは、とぼとぼと七葉窟から下りてゆきます。
ところが、追い出したマハーカッサパを始めとしてサンガはアーナンダを待ったのです。
どれだけの日にちだったのか、それは解りません。
が、ブッダを失ってから最初の覚りを開いて、アーナンダが帰ってきます。
アーナンダは、ダルマに通暁していたのですが、今はその身に真実を体得したのでした。
待っていたサンガは、マハーカッサパの意向でアーナンダをブッダの席に招きます。
「さあ、ブッダのダルマを語ってくれ」とマハーカッサパは促します。
「私はこのように聞きました」と、アーナンダが語ります。
如是我聞で始まったのですが、内容が知られるにつれてサンガは深い思いに衝たれます。
今更のように、大聖世尊の堂々たる説法に感動してしまうのです。
経典の確認は、一年で終わったとは思えません。
場合によって、それは二年・三年と続けられたものではないでしょうか。
ダルマがこのように確認されましたが、同時にサンガは新しい運動に就きます。
ブッダなき世に、ブッダの大行を継承しようというのです。
ここから始まったサンガの歩みは、極めて貴重な運動だったはずです。
ずっと後の事になりますが、大乗の経典や菩薩が生まれるのは、サンガからです。
それだけではなく、さまざまに展開したサンガが、インドの歴史を貫いています。
 

 

経典のほとんどが、「如是我聞 一時仏在」で始まります。

「ある時 私はこのように聞きました」という意味です。

ずっと、「聞」と「一時」が気になっています。(これからも気にしていくでしょう)

◇「聞」に関しては、

 仏教も 「聴聞道」

 カウンセリングも 「聴聞道」

 「聴聞」と言うあたりをずっとあたためていこうと思っています。

 

◇「一時」に関しては、 
 
  一般的な意味での「ある時」ではありません。

 道元さんの言葉をかりますと、「有時(うじ)」に重なるように思います。

 

 仏教は、本当に面白いデスネ。

 

 

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