昔は、都心に出かけた時、大型書店に立ち寄るのが楽しみであった。
この頃は、大型書店に出かけるのが、気が重い。
出版バブルが気に入らないからである。
さて、3・11後、震災&原発関連の出版もバブルの感じがしている。
今、読んでいる、
赤坂憲雄著
3・11から考える「この国のかたち」
東北学を再建する
新潮選書 2012年9月30日出版
この本は、お勧めであります。
赤坂さんは、民俗学者で学習院大学教授。
以前、『東北学 忘れられた東北』『内なる他者のフォークロア』を読んだことがあります。
赤坂さんの著書は、「歩く・見る・聞く」ことが根底に存在しています。
本書も、震災後、「歩きながら考えた一年の記録」であります。