本日午後、
東陽町の「江東区産業会館」で開催された《湾岸親鸞講座》に出かけました。
大谷大学教授・木越康先生の、「正像末和讃」の勉強会です。
2ヶ月に1回の開催で、今回が最終回(24回目)。
次の(悲歎述懐)和讃5首を中心に教えていただきました。
浄土真宗に帰すれども
真実の心はありがたし
虚仮不実のわが身にて
清浄の心もさらになし
五濁増のしるしには
この世の道俗ことごとく
外儀は仏教のすがたにて
内心外道を帰敬せり
かなしきかなや道俗の
良時吉日えらばしめ
天神地祇をあがめつつ
卜占祭祀つとめとす
よしあしの文字をもしらぬひとはみな
まことのこころなりけるを
善悪の字しりがおは
おおそらごとのかたちなり
是非しらず邪正もわかぬ
このみなり
小慈小悲もなけれども
名利に人師をこのむなり
次回(8月10日)から、「ブッダから親鸞へ」というテーマで、
新しい講座が始まるそうです。