午前中、テニススクールに出かけました。
その足で、秋葉原のsonyの修理センターで、修理の依頼をしていたラジオの受け取り。
好天に誘われて、アメ横を通過して上野まで歩く。
地下鉄で浅草に出て、ロシア料理マノスで昔の同僚3人とランチをいただきました。
3人共にまだ現職の教職員。
最近の学校の様子を伺いました。
随分、学校が変わってきたようです。
いろいろな事例をお聞きしましたが、文科省・教育委員会・管理職の在り方が問題ありのように思います。
市場原理・経済原理優先のようですし、更に序列化が進みそうです。
愚直に、真剣に“教育を良くしようと”いう雰囲気が衰退して、管理化・支配化が顕在してきたようです。
教育界だけでなく、日本全体が危機的時代に突入してきた感じを受けています。
本日午後5時~、新小岩の専福寺さまで、お茶の水大学の頼住光子先生の講演会がありました。
昭和のはじめ、星野清藏師が若い方々に、碧巌録、維摩経、法華経、般若心経、金剛頂経、成唯識論、正法眼蔵、浄土論、浄土論註、選択集、教行信証etcをテキストとして、求道の実践を教えられていたそうです。
今年は、星野先生没後51年目になるそうです。
先生の教えを慕うお弟子さん・孫弟子さんが集まっての追悼の勉強会でありました。
頼住光子先生の講演の演題は、
「ただ念仏して」で本当にいいのか?
道元と親鸞の「仏性」観をめぐる比較思想研究をふまえて
講演の内容は、親鸞さまの『教行信証』と道元さまの『正法眼藏』、並びに『涅槃経』の中で述べられている(仏性)のお話を詳しくお聞きしました。
一般に、
親鸞さま…浄土真宗の開祖、他力、浄土思想etc
道元さま…曹洞宗の開祖、自力、禅思想etc
といった具合に、対比して異質の教えとして理解している方々が多いですが、
頼住先生は、
「親鸞と道元を、それぞれの宗派の開祖としてのみ見るのではなくて、インド、中国、日本と大きな展開を遂げた大乗仏教の思想家として見る視点があってもよいのだろうか」
とお話しされていました。
《くりのみ会》で、(親鸞とカウンセリングコース)と(道元とカウンセリングコース)を開催している私としては、力をいただいた言葉でした。
フーテン老人の趣味の一つは、ラジオを聞くことです。
TBSラジオの、「永六輔その新世界」
文化放送の、「ゴールデンラジオ大竹まこと」
が、お気に入りであります。
さて、諏訪中央病院の鎌田實さんが番組でPRしている
あしたのチョコレート2013
~イラクと福島の子どもたちへ チョコ募金~
から、チョコレートが届きました。
このチョコレート募金とは?
JIM-NETが2006年から始めた募金キャンペーンで、
ワンコイン500円の募金をしてくださった方に、
お返しにチョコレートを差し上げるというものです。
募金の使われ方は?
イラクの小児がんのこどもたちへの医療支援と、
福島の子どもたちを放射能から守る活動に使われるすです。
このイラクと福島の子どもたちへチョコ募金の詳細は下記から
ご覧になれます。
http://www.jim-net.net/
よろしかったら皆さまのご協力よろしく。
*(聞者くりのみ)による、独りでけの勝手連(?)のPR記事です。
本日午前、12月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。
総勢6名(男性2名 女性4名)で、『教行信証・信巻』の真仏弟子のところを読みました。
井戸端では、河野さんが昨日の読売新聞(夕刊)を持参。
言葉のアルバムの記事で、高史明先生の『いのち 自分のものではない』を読んでくださいました。
河野さん、ありがとうございました。
記事の最後で、高先生は次のように結んでいます。
「愛別離苦」に終わりはない。
いじめや自殺が絶えない現代を生きる子供たちに作家は繰り返し訴える。
いのちは自分のものではない。
私見です。
現代人は、もう一度、先入観の眼を横に置いて、仏教に向き合う時代の到来を感じています。
→次回の「親鸞とカウンセリングコース」は、
1月26日(土)午前10時~12時 タワーホール船堀
《予告・案内の記事です。》
12月の「親鸞とカウンセリングコース」
◆日 時 12月22日(土) 午前10時~12時
◆会 場 タワーホール船堀 301会議室
◆内 容
①『教行信証・総序』音読
②井戸端 (楽談タイム)
③浄土和讃(主宰者の和讃を聞いていただきます)
④『教行信証・信巻』 輪読&楽談
*テキストは、金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫
*会 費 1000円
*12月22日は、182ペーシ~192ページ9行目を読みます。
音読・楽談を中心にした学習会です。
どなたでも参加できる勉強会です。
無宗教の方、一般の方の参加、大歓迎です。
お知り合いの方に、ご案内をお願いします。