尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

桜満開、上野公園-上野公園散歩①

2016年04月09日 00時23分46秒 | 東京関東散歩
 僕にとって、桜と言えばまず上野公園である。超有名な場所だけど、人が多すぎる、特に近年は外国人観光客が多すぎる感じはする。別に外国人だから悪いわけじゃないが、皆が写真を撮っているから渋滞がすごい。それでも何で上野に行くかというと、自分の家から電車一本で行ける有名な場所だからである。博物館とか美術館が多いから、行くことも多い。ついでに寄って見られる。だから毎年のように見ている。僕の行動範囲にない、千鳥ヶ淵の桜とか、秋だと神宮絵画館前のイチョウ並木とかは、実は一度も行ったことはないのである。有名なのは知っているけど。

 上野公園は、春の桜文化施設である。博物館、美術館、動物園などいくつあるか正確に言える人はいないだろう。でも、それだけではない。1873年に作られた近代日本で初めてつくられた「公園」である。江戸時代に作られた大名庭園はかなり残されているが、あれは「私園」である。それに対して、公園は誰でも入れる。そして、上野公園ほど何でもある場所も少ないと思う。文化財も多いし、野球場まである。それどころか古墳があるというとビックリする人もいる。案外知らない人も多い「上野公園のあれこれ」を一度ちゃんと散歩して残そうと思っていた。桜の季節に合わせて何回か。
  
 何枚載せても同じだけど、以下にもう少し。東京文化会館と西洋美術館の間を抜けて、国立博物館を向こうに見る噴水広場。そこから上野広小路に向けて続くメイン・ストリート付近の写真である。桜はほとんどがソメイヨシノで、約1200本あるという。人の顔を写しても仕方ないから、空を入れて撮るか、樹のかたちに注目して撮るかということになる。この上下の写真は満開の4月初め。
  
 3月23日に行ったときは以下のような感じだった。
 
 ところで、急いでいる時やちょっと寄る時は、メイン・ストリート中心になるけれど、今回はあちこち行ってみた。不忍池(しのばずのいけ)まで行くのは久しぶりだけど、池を背景に桜が咲き誇りとても魅力的だった。ボートに乗りに来たこともあるけれど、今は手漕ぎよりもスワンボートのようなのが多いようだった。最後の写真は弁天堂を背景に鳥が止まっているところ。ユリカモメかな。拡大して見て。
    
 ところで、花見光景はあまり撮ってないし、人が騒いでいるだけだから面白くない写真が多い。まあ、割と問題ない写真を一枚。そして、ゴミはきちんと分別して捨てましょう。このゴミ箱の整然さは、渋谷スクランブル交差点に匹敵する「観光資源」と言えるのではないか。英語も読んで。最後の写真をクリックして大きくすれば読めます。
  
コメント
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