6月28(金)、29(土)に日光旅行。またかという感じだが、いろいろと違う時期に行くとまた別のムードがある。宿泊は定宿化している「休暇村日光湯元」だが、広いお風呂に湖真ん前の立地、寝具はムアツフトン、ヴァラエティに富む食事など何度行っても飽きない。今度もまた「スペーシアX」で行って、駅前でレンタカーを借りるという一番楽なプランにした。(ところで、今回改めて思ったけど、「諸物価高騰」の波はものすごいな。)
この時期に行くんだから、どっちか雨になるのもやむを得ない。今回は1日目が全国的に大雨で、日光もそれほどではないけどずっと雨模様だった。外歩きは全然出来ず、結局久しぶりに日光自然博物館に行ったんだけど、その話は後で。土曜日は予報通り雨が上がり、快晴というほど暑くもならず、過ごしやすい快適なハイキング日和になった。もう夜も早く寝てしまい、必然的に朝も早く目覚めてしまい、5時過ぎにはお風呂へ。そんな時間に人がいるのかと思うと、昨日の夕方入った時より多いのである。
そして6時頃に早朝散歩に出掛けた。今の時期の奥日光は学校団体が多く(主に小学校の林間学校)、今日も朝から早朝散歩の集団を見かけた。そう言えば自分の学校でもそんなことをしたなと思い出した。(そういう時に「思いがけぬ新カップル」が公然化することが多い。)ま、それはともかく、ウグイスが大きな声で鳴いていて空気は爽やか。館内で途中までオジサンが近くにいたので、散歩に行くのかと思ったら喫煙室に行ってしまった。なんてもったいない。男体山は少し雲が掛かっていたけど、湖の「逆さ男体」が美しい。朝早いのは釣り師たちで、今日もたくさん湯ノ湖にやってきていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/63/78d49fcaa7b111f81ae1183ca5ec2852_s.jpg)
そのまま朝早く食事をして8時過ぎに宿を出た。早い行動は8時45分の「低公害バス」を利用するためである。土日だけの特別便である。混むのかと思ったら、僕ら夫婦の他には一人だけとガラガラだったのは驚き。小田代ヶ原を横に見て、今回目指すのは「西ノ湖入口」である。関東最高の秘湖、「西ノ湖」(さいのこ)は中禅寺湖の奥にあってこのバスに乗らないと行けない。(いや、ものすごく歩くのを覚悟すれば、湖畔から歩いて行けるが。)バスを降りて、吊り橋を二つ渡り、快適なカラマツ、ミズナラの林道を歩くのは気持ちいい。関東屈指のハイキングコースだと思う。大きなカワラタケ(キノコ)も生えていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/54/b7e87e954b71a5ad815d8ce2162da594_s.jpg)
華厳の滝がチョロチョロと流れるだけになっていることは3月に行ったときに書いた。最近はますます減っていて、マスコミで取り上げられることも多い。中禅寺湖を初め、どこも水量が減っている。西ノ湖はどうかなと思ったら、これはまた極端に水量がない。周辺の山に相当の大雨が何回も降らない限り、元に戻ることはないだろう。まるでアラル海(中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境にあった元世界第4位の湖。現在は5分の1以下になったとされる)と思うほど。5年前と13年前の画像を見つけ出したので、比べて欲しい。13年前は台風直後で極端に水量が多かった。大体同じ場所から同じような構図で撮った写真である。2011年は水量が多すぎて、他の写真を撮る位置よりずっと後ろで撮ったから木が写ってる。
(2019年)
(2011年)
西ノ湖から少し戻って、中禅寺湖畔の千手ヶ浜(せんじゅがはま)を目指して歩く。このコースも何度も歩いている気持ち良いコース。千手ヶ浜は低公害バスの終点である。5月末からクリンソウが咲くことで有名。湖に出ると、男体山は雲に隠れていたが空気はほぼ夏色になっていた。ここは桟橋もあって船も着くが、桟橋が完全に浮き上がって船どころではない。クリンソウはよく見ると少しある赤い花。もうほとんどなくなっていた。さて朝は早かったので開いてなかった赤沼(バス始点)のネイチャーセンターへ戻ってから行ったら、今歩いたばかりの千手ヶ浜へ行く道が、熊の目撃が最近一番多い道だった。最後の写真をよく見ると判る。今回は鹿と猿は見たが(日光ではよく見る)さすがに熊を見たことはない。別に見なくて良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/39/950bf2327533d03941b2a2e726f4f7b6_s.jpg)
さて、その後はすぐいろは坂を下りて、お昼を食べてから久しぶりに霧降高原に行ってみた。6月から7月に掛けてニッコウキスゲが咲き誇ることで知られる。だけど午後に行ったらもう(3つもある)駐車場が全部満車で、まあいいかと帰ってきた。確かに遠くでニッコウキスゲがいっぱい咲いているのが見えた。さて、1日目は雨ということもあるが、お目当ての昼食場所が空いてなかったり、うまく行かないことが多かった。雨だから室内で見られるところと思って、華厳の滝そばの日光自然博物館に行くことにした。前に行ってるけど2023年にリニューアルしたというから行ってもいいかなと思った。ここも雨で来てるんだろう小学生が多くて閉口したが、展示はなかなか面白かった。男体山のヴァーチャル登山とか昔の噴火の再現映像とかさすが最新の技術で面白かった。
この時期に行くんだから、どっちか雨になるのもやむを得ない。今回は1日目が全国的に大雨で、日光もそれほどではないけどずっと雨模様だった。外歩きは全然出来ず、結局久しぶりに日光自然博物館に行ったんだけど、その話は後で。土曜日は予報通り雨が上がり、快晴というほど暑くもならず、過ごしやすい快適なハイキング日和になった。もう夜も早く寝てしまい、必然的に朝も早く目覚めてしまい、5時過ぎにはお風呂へ。そんな時間に人がいるのかと思うと、昨日の夕方入った時より多いのである。
そして6時頃に早朝散歩に出掛けた。今の時期の奥日光は学校団体が多く(主に小学校の林間学校)、今日も朝から早朝散歩の集団を見かけた。そう言えば自分の学校でもそんなことをしたなと思い出した。(そういう時に「思いがけぬ新カップル」が公然化することが多い。)ま、それはともかく、ウグイスが大きな声で鳴いていて空気は爽やか。館内で途中までオジサンが近くにいたので、散歩に行くのかと思ったら喫煙室に行ってしまった。なんてもったいない。男体山は少し雲が掛かっていたけど、湖の「逆さ男体」が美しい。朝早いのは釣り師たちで、今日もたくさん湯ノ湖にやってきていた。
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そのまま朝早く食事をして8時過ぎに宿を出た。早い行動は8時45分の「低公害バス」を利用するためである。土日だけの特別便である。混むのかと思ったら、僕ら夫婦の他には一人だけとガラガラだったのは驚き。小田代ヶ原を横に見て、今回目指すのは「西ノ湖入口」である。関東最高の秘湖、「西ノ湖」(さいのこ)は中禅寺湖の奥にあってこのバスに乗らないと行けない。(いや、ものすごく歩くのを覚悟すれば、湖畔から歩いて行けるが。)バスを降りて、吊り橋を二つ渡り、快適なカラマツ、ミズナラの林道を歩くのは気持ちいい。関東屈指のハイキングコースだと思う。大きなカワラタケ(キノコ)も生えていた。
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華厳の滝がチョロチョロと流れるだけになっていることは3月に行ったときに書いた。最近はますます減っていて、マスコミで取り上げられることも多い。中禅寺湖を初め、どこも水量が減っている。西ノ湖はどうかなと思ったら、これはまた極端に水量がない。周辺の山に相当の大雨が何回も降らない限り、元に戻ることはないだろう。まるでアラル海(中央アジアのカザフスタンとウズベキスタンの国境にあった元世界第4位の湖。現在は5分の1以下になったとされる)と思うほど。5年前と13年前の画像を見つけ出したので、比べて欲しい。13年前は台風直後で極端に水量が多かった。大体同じ場所から同じような構図で撮った写真である。2011年は水量が多すぎて、他の写真を撮る位置よりずっと後ろで撮ったから木が写ってる。
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西ノ湖から少し戻って、中禅寺湖畔の千手ヶ浜(せんじゅがはま)を目指して歩く。このコースも何度も歩いている気持ち良いコース。千手ヶ浜は低公害バスの終点である。5月末からクリンソウが咲くことで有名。湖に出ると、男体山は雲に隠れていたが空気はほぼ夏色になっていた。ここは桟橋もあって船も着くが、桟橋が完全に浮き上がって船どころではない。クリンソウはよく見ると少しある赤い花。もうほとんどなくなっていた。さて朝は早かったので開いてなかった赤沼(バス始点)のネイチャーセンターへ戻ってから行ったら、今歩いたばかりの千手ヶ浜へ行く道が、熊の目撃が最近一番多い道だった。最後の写真をよく見ると判る。今回は鹿と猿は見たが(日光ではよく見る)さすがに熊を見たことはない。別に見なくて良い。
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さて、その後はすぐいろは坂を下りて、お昼を食べてから久しぶりに霧降高原に行ってみた。6月から7月に掛けてニッコウキスゲが咲き誇ることで知られる。だけど午後に行ったらもう(3つもある)駐車場が全部満車で、まあいいかと帰ってきた。確かに遠くでニッコウキスゲがいっぱい咲いているのが見えた。さて、1日目は雨ということもあるが、お目当ての昼食場所が空いてなかったり、うまく行かないことが多かった。雨だから室内で見られるところと思って、華厳の滝そばの日光自然博物館に行くことにした。前に行ってるけど2023年にリニューアルしたというから行ってもいいかなと思った。ここも雨で来てるんだろう小学生が多くて閉口したが、展示はなかなか面白かった。男体山のヴァーチャル登山とか昔の噴火の再現映像とかさすが最新の技術で面白かった。