goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

カワサキ 90SS!

2015年05月17日 | オートバイ

やはり慣れていない車両って苦労するんだなぁ・・・


結果的にうまくいったので良かったけど、もう少し勉強しないとダメだね!




さて・・・



コンタクトブレーカー等のパーツが揃ったので、お客様に90SSを持ち込んでいただいた。


まずは、症状の再確認。


とにかく低回転時が不安定で、アイドリングが続かない。


走り出す時も、かなり回転を上げないとトルク不足。


加速時は、ゆっくりとスロットルを開けていかないと、ストール気味になる。


と言うことで・・・


まずは、コンタクトブレーカーとコンデンサを交換した。


問題は、点火タイミングがわからない。


Fマークが見つからないんだよね。


ローターには、Fマークと思われる刻印があるのだが、クランク側になにもマークらしきものがない?


おそらく真上だと思うが・・・


心配なので、点火プラグを外して上死点を確認してみた。


結果的に、真上がFマークで大丈夫みたい?


コンデンサも交換したんだが、配線はハンダ付けなんだね。(ちょっち面倒)


エンジンを始動させ、タイミングライトで確認してみると、真上で綺麗に点火していた。


でも、まだ低回転域は不安定だった。


感覚的には、二次エアを吸ってるというか、スロットル開度が小さい領域で薄すぎる感じ。




しかたがない・・・


と、キャブレターのオーバーホールを開始した!


ところが!


カバーを外したとたんに、オイルがデロデロ・・・


あいやぁ


クラッチレリーズ部分に、ミッション室から通じているトンネルがある?


これって、キャブレターオーバーホールや、クラッチ調整のたびにミッションオイルが出ちゃうのか?


ディップスティックを見る限り、ギリギリ漏れ出さないレベルが正常なのかもしれない。


って言うことは、たくさん入りすぎてるのか?


オイル量の表示がないのでわかんないけど・・・




んで、キャブレターを確認すると、エアスクリューが2回半程度回してあった。


正規のデータを知らないけど、なんとなく戻しすぎてる気もする。


それとマニフォールドへのクランプボルトが、ユルユルなのが気になった。


キャブレター内は綺麗なもの!


スロージェットの穴が小さいような気もするけど、測定できないもんなぁ


とにかく各部の点検とクリーニングを行って、キャブレターを組み上げた。


最初と異なっているのは、エアスクリューの戻し量だけ?



んで、エンジン始動!


おゝ!


おゝ!


安定してアイドリングしている!


試乗してみると、H3を彷彿させる粘り強い走りができた。


これで十分でしょう!


オーナーさんも、満足してくれたみたいなので、今日のところは作業終了!


まぁ、走らせてみると、ステム周りやクラッチ周りに爆弾が隠れている気がするけど、それは次回?




それにしても、各部の締め付けが緩すぎるのが怖い・・・


個人売買でオートバイを買うのもいいが、とにかく各部の締め付けは点検するべきだと思う。


それとオイルの確認。


今回の不調も、マニフォールドのクランプが弱かったのが関係していたのかもね。




え?


写真が一枚もないって?


んなの、撮ってる余裕ないもん!


コメント (1)
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