ボッケニャンドリの思ったこと

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再生可能エネルギーって、何を再生するのか?

2024年05月26日 18時44分55秒 | 思ったこと
 再生可能エネルギーって、エネルギーが再生する永久機関みたいに聞こえるんだけど。





 ヨメはその辺の低山や県境など道があるのか無いのか分からないような所をよく歩いてる。標高が低いからといって難易度が低いってわけではない。山の中にはあちこち岩がある。特に県境の向こう側、西上州の山は断崖絶壁だらけ。しかも岩は脆い。そんな山歩きをしてるせいか街に居たら気が付かないような太陽光パネルをあちこちで見かけるようだ。


現在太陽光パネルはこの地図よりも増えているはず


 とある地域に岩場があって最近強硬な反対にあってそこに行けなくなった。反対派の1人は植物などに詳しい人。早い話クライマーが岩場に行くことで鳥や植物などの自然が脅かされると言う。クライミングを正当化するってわけではないけど他の破壊に比べてどうなのよと言いたい。ま、自然破壊というのは口実に過ぎないんだと思う。

 だけどさ、自然破壊と言うのならその地域に最近太陽光パネルが沢山建設されているってのはどうなのよ。こんなところに作って土砂崩れなんてのが起きたりしないのかねって場所ばかり。この地域は水害に弱いところ。2019年の台風では川が反乱してそれなりの被害。それが下の写真。緑色の線で示したところが水没。去年は大きな台風が来なかったけど今年は来るのかな。


ここが水に浸かった


 パネルの寿命が来たら何処で処分するのかというのが既に問題になっている。なのに環境破壊だの自然破壊だのとは言わずに沈黙。反対してるのかもしれないけど、設置業者がもしこういう人達だったらほんの少しだけ同情するよ。



 そもそも森を切り開いてパネルを設置して自然環境に良いってどうなのよ。上の Google 地図より凄まじい環境破壊があちこちにある。新しいタイプのでは奈良で起きた古墳の周囲がパネルだらけというもの。『古墳 太陽光パネル』で画像検索するとあちこちでされてる品の無い施工が沢山出て来る。





 ところで再生可能エネルギーって言葉の意味が分からない。一旦電気に変換した太陽光は再生して燦々と光りだす、そんなことはない。ならば一体何を再生するんだろ。そしたら再生可能エネルギーと翻訳した元の英語が不適切、本来は代替エネルギーを示す alternative energy とすべきであって、その真意は、理論的には無尽蔵のエネルギー源。そう書いてあったのが通信No. 37 海の言葉31【問題をはらむ用語②-再生可能エネルギー】という記事である。こんな自然破壊に国は再エネ賦課金なんていうのを電気代に含ませている。そんな制度を作って自然も将来も破壊して持続可能な世の中って頭おかしい。そんなこんなで持続可能だのSDGsという言葉を聞くと不快感を覚える今日この頃。

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2 コメント

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激しくうなずく (りんこ)
2024-05-28 17:31:29
わたしは標高300少しくらいの山の中に住んでいます。人はほぼいません。人より猪や熊のほうが多いかもしれません。数年前から隣の山はハゲ山(チップ用に伐採らしいです。これも環境にいい燃料とか言っているかも・・)にされ、うちの下は大規模ソーラーになりました。しかもその装置たちがおそろしくうるさいのです。せめて都会の屋根の上に設置するとか、せめてうるさい場所に設置するとかないのかな、まじでバカなんかなって毎日思います。お金儲けしか考えてないんでしょうけど、心の底から消えてしまえと思ってしまいます。
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re:激しくうなずく (りんこ さん) (ボッケニャンドリ)
2024-05-28 19:30:26
> しかもその装置たちがおそろしくうるさいのです。
そうなんですよね、
住宅地の畑にあるやつでブーンって音がしてるの聞いたことあります。
大規模とは程遠いんですけどねぇ。

> 心の底から消えてしまえと思ってしまいます。
同感です。
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